2014/06/09

サムスン、7-9月期に自社開発OS「タイゼン」スマホ発売へ…米グーグルのOS「Android」への依存を減らす取り組み

韓国のサムスン電子は2日、自前で開発した基本ソフト(OS)「Tizen(タイゼン)」を搭載するスマートフォン(スマホ)を、7-9月期(第3四半期)に発売する方針を示した。米グーグルのOS「Android(アンドロイド)」への依存を減らす取り組みで、大きく前進する。

サムスンは、タイゼンを搭載した新型スマホ「Samsung (サムスン)Z」を7-9月期にロシアで発売する予定。その後ほかの市場にも投入する計画だ。

また「Tizenストア」も開設し、スマホ向けアプリ(応用ソフト)の販売やサービス提供を行う。

サムスンは2月の携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」で、腕時計型端末(スマートウオッチ)「ギャラクシー・ギア2」を発表した。ギア2にも、サムスン製スマホの多くが採用しているアンドロイドでなくタイゼンを搭載した。

タイゼンは、米インテルなどと共同開発した。サムスンやインテルをはじめタイゼンの開発に関わった企業は現在、サンフランシスコで開発者会議を開催中だ。タイゼン搭載スマホの発売をめぐっては、これまで延期や障害などが続いていた。

ウォール・ストリート・ジャーナルは5月初め、サムスンが開発者会議前後にロシアでタイゼン搭載スマホを発売する計画だと報じていた。

ソース(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) 
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303335604579599790021673168 
写真=OS「タイゼン」を搭載したサムスンの新型スマホ「Samsung (サムスン)Z」
ttp://si.wsj.net/public/resources/images/BN-DA699_0206ti_G_20140602021813.jpg

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