2013/07/29

韓国は所詮、韓国だ…日本代表が数々の嫌がらせ

 中国大手検索サイト「百度」の掲示板に「韓国で開催されている東アジアカップで日本が各種難題に直面」というスレッドが立てられた。スレ主のA・拉諾斉亜(ハンドルネーム)さんが紹介したニュースについて、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
  韓国で開催中の東アジアカップだが、日本代表は各方面でさまざまな嫌がらせを受けている。故意かどうかは不明だが、記者会見で日本の通訳が入場できなかったほか、日本代表の専用コック帯同を拒否されたこと、非公開の練習ができず、相手国から丸見えだったことなどが挙げられる。
  韓国のやり方について中国のネットユーザーからは、「南朝鮮というのはこのざまだ」、「韓国の小物っぷりは永遠に人々から蔑まれるね」、「韓国のレベルはダメだな」など、韓国を批判するコメントが多く寄せられた。
  しかし、驚くにはあたらないという意見も多く「韓国人って昔からこうだろ」、「だから韓国は世界の強国になれないのだ。細かな点が運命を決める」、「韓国人というのは、自分の愚かな一面を人に見せても何とも思わないからな」などのコメントがあり、いずれも韓国に対する評価は低いようだ。
  だが、「これは当然でしょう。韓国は宇宙帝国なのだから、日本はこのような待遇を受けられるだけで良いほうだ」、「無敵の宇宙一である韓国が日本にこのような待遇をしているだけでも、十分に日本の顔を立てている」など、日本は十分に好待遇を受けているとの主張もあったが、皮肉で言っているとしか思えない。
  ほかには、「重要度の低い試合だからな…。次は日本は参加しないかもね」という予測や、「東アジアサッカー連盟本部は東京にあり、スポンサーは日米の企業以外にエミレーツ航空がある。日本が韓国みたいに小物っぷりを発揮していたら、韓国は開催権を獲得できただろうか」と疑問を呈するユーザーもいた。

2013/07/27

iPhone6:発売日、デザイン、スペック

アップルはiPhone 6を準備中。iPhoneは大変な成功を収めているので、今年期待されているiPhone 5Sで、ハイお仕舞いということはあり得ません。iPhone 6については、かのスティーブ・ジョブズが生前、指示を出したモデルだとも言われており、もしこれが本当だとすれば、ジョブズの息のかかった最後のiPhoneとなりそうです。米国のGottaBeMOBILEが伝えております。
iPhone 5Sは、短期的には輝かしい軌跡をたどることでしょうが、iPhone 6は、最近の噂が示すところによると、これこそiPhoneユーザーが待ち望むに値するモデルという印象です。
HTC OneやサムスンのGalaxy S4の大型スクリーンをもの欲しそうに見ているiPhoneユーザーも、iPhone 6であれば、これなら待つ甲斐ありと思いたくなる逸品となるかもしれません。
iPhone 6の話題と言えば大半が、iPhoneの2014年モデルになりそうだというもの。たとえアップルが今年後半にiPhone 6という名のデバイスを出してきて私たちを驚かすとしても、いま噂になっている新iPhoneは少なくともさらにもう1つ先のモデルです。大方の見方どおり、次期iPhoneは、iPhone 5Sとなるでしょう。これまでアップルは、小さなアップグレードを施したモデルには、「S」を付けてリリースするのが慣わしです。
iPhone 6は、まったく異なるiPhoneに刷新されるという希望があります。これはジョニー・アイブ氏が今年、iOS 7においてワクワクするような新ソフトウェアを提供してくれるだろうという期待と全く同じだと言えます。
さて、iPhone 6にまつわる噂の詳細をまとめてみましょう。
・iPhone 6のリリースは2014年
・ディスプレイは大型化し、おそらくは4.8インチ
・Retina+HDディスプレイ
・指紋読み取り機能で、セキュリティーが向上
・ホームボタンはなくなり、ジェスチャーコントロールが付く
・プロセッサーはより高速化
・NFC(近距離通信)
・ワイヤレス充電
・サムスン製部品が少なくなる
iPhone 6については何も定かなことは分かっていませんが、これまでのアップルの仕方、ネット上の書き込み、アナリストの見解、情報リーク等を考慮すれば、iPhone 6に何が期待できるかについて、おぼろげながらもそのイメージが浮かび上がってきます。
iPhone 6のリリース日
iPhone 6が2013年後半にリリースされるとする噂もありますが、やはりアップルのこれまでのやり方、iPhone 5Sのタイミング、アナリスト見解を加味すれば、2014年とするのが妥当です。
ティム・クックCEOは直近の業績発表で、投資家やメディアに向けて、エキサイティングな新製品を秋に出すと述べました。その一つがiPhone 5Sであり、iPhone 5と同じデザインながら新機能が付属します。
米投資銀行ジェフリーズのアナリスト、ピーター・ミセク氏によると、iPhone 6のリリースは2014年6月。「iPhone 6は、2014暦年までない」と、同氏。
シティグループ証券のアナリスト、グレン・ユン氏もまた、iPhone 6リリースを2014年が有力とし、ディスプレイの大型化を付言しました。
現時点では、iPhone 6の2014年6月リリースに意見が集まっているにせよ、今後のiPhone 5Sのリリース、2014年のサプライチェーンの問題等で、6月という時期が3か月は前後する可能性があります。
iPhone 6のデザイン&ディスプレイ
iPhone 6のデザインは、大きく刷新されると見られています。アップルはいつも、既存モデルのマイナーチェンジには「S」付きモデルを出し、完全に新しいモデルには新しいナンバーを付ける慣わし。昨年のiPhone 5は、アルミニウムの背面と大型化したスクリーンへと新たにモデルチェンジしたのは、記憶に新しいことです。
サンフランシスコ州地方検事のジョージ・ガスコン氏によると、スティーブ・ジョブズがiPhone 6に関与したとされています。
iPhone 6のデザインに関して最も興味深い噂は、2012年後半、前述のミセク氏がiPhone 6のプロトタイプ(原型)に触れて、Business Insiderに語ったもの。「複数のiPhone 6プロトタイプが出回っている」と、同氏。
そのうちの一つは4.8インチディスプレイで、サムスンのGalaxy S3と同じサイズ。この大型スクリーンにはシャープのIGZOディスプレイが搭載され、Retina+の解像度。ミセク氏はこれについて詳細を明らかにしていませんが、シャープとアップルが協同して、IGZOディスプレイ技術の開発を進めているという噂があります。
もしアップルが2014年にスクリーンサイズと解像度を向上させる計画だとしても、それが1080p以下であればショックです。ティム・クックCEOは今般の業績報告で、iPhone 6の大型ディスプレイについてはヒントを与えてくれませんでした。現状のスクリーン技術とのトレードオフだとされました。シャープ製のIGZOディスプレイは、よりいっそう省電力になると言われています。
大型ディスプレイの他に、ホームボタン無しのiPhone 6プロトタイプがあります。このタイプも、大型スクリーンモデル同様、多くのiPhone 6コンセプトに登場しています。クリック可能スクリーンまたはボトムのベゼル(枠)が、ホームボタン代わりになります。中でも面白いのは、nowhereelse.frが出処のもの。多くの噂を一つのiPhone 6コンセプトに取りまとめ、ホームボタン無しのクリック可能スクリーンが、なかなかイケてます。
ジョニー・アイブ氏がiOSの未来バージョンに、ジェスチャーコントロールを探している、とするブルームバーグの報道と考え合わせれば、このモデルは実に興味深いものとなります。ジェスチャーコントロールは、今年6月初めにデビューと言われているiOS 7では登場しないかもしれません。しかしアイブ氏のいう「ソフトウェアとハードウェアの結婚」というプランを思えば、iPhone 6とiOS 8こそ、格好のスタートとなりそうな予感です。
もしアップルがiPhoneの正面からホームボタンを無くすことができれば、全体のボディを大きくすることなく、スクリーンだけを大型化することができます。アップルはiPhone 5について、片手で使えることを繰り返し強調しています。しかし5インチ、5.5インチディスプレイともなれば、それも難しくなってきます。しかしベゼルを小さくし、ホームボタンを無くせば、スクリーン大型化に伴って片手で使えなくなるという問題が、解消されるかもしれません。
フレキシブルディスプレイの可能性については、2014年までおあずけとなるでしょう。LGは2013年後半に、フレキシブルディスプレイ付きスマートフォンをリリース予定とされています。サムスンもまたGalaxy Note 3にて、同技術を搭載させるとも言われています。アップルはフレキシブルディスプレイを用いて、大胆なデザインチェンジを成し遂げつつも、簡単には壊れないモデルを提供する可能性があります。シャープはCES 2013で、スマホのフレキシブルディスプレイを披露しました。
アップルの特許で、フレキシブルディスプレイを使えば、iPhone 6が2スクリーンになるかもしれません。T3はこの特許を生かして、以下のような、iPhone 6のコンセプトビデオを制作しています。
このプロトタイプはまた、クアッドコアのアップルA7プロセッサーを搭載していますが、アップルはiPhone 5SにおいてA7を用意していると噂されているため、場合によっては変わるかもしれません。このアップルA7プロセッサーについては、生産がサムソンから離れ、2014年初めまで開始されることはないとする噂もあります。しかしそれが機能向上したプロセッサーで、またA7の最初のバージョンとなるかどうかも明らかではありません。iPhone 5はA6プロセッサー、iPad 4はクアッドコアグラフィックス付きA6Xプロセッサーです。
iPhone 6の機能
iPhone 6の機能の詳細について述べるのは、まだ時期尚早です。たとえアップル社幹部がiPhone 6の機能をすでに具体的に描いているにせよ...。
iPhone 6で期待されることの大半は、iPhone 5Sに何が詰め込まれるかと連動しています。アップルがiPhone 5Sで指紋読み取り機能を用意しており、これでスマホのセキュリティーが向上し、モバイル支払いシステムが安全になるとする噂があります。しかしこれについては、アナリスト間でも意見が分かれており、iPhone 5S搭載となるか、iPhone 6搭載となるか、まだ判然としません。
NFC(近距離通信)については、すでにアンドロイド系スマホではおなじみの技術。アップルもこれをiPhone 6において採用し、以下のビデオにあるように、隣同士のスマホ間のシェアがより高速化されるでしょう。またモバイル支払い(おサイフケータイ)でも役に立ちます。他方、アップルはその代わりに、バーコードベースの支払いシステムを採用するとする噂もあります。
ワイヤレス充電も、噂される新機能です。アップルは過去、この技術の採用を見送ってきました。iPhone 5発売後、同社マーケティング担当上級副社長のフィル・シラー氏がAll Things Dに語ったところでは、「壁にプラグを挿して使わなければならないものの代わりを作り出すことは、実際、多くの場合において、非常に難しい」と説明しており、ワイヤレス充電については難航している問題があるようです。
しかしアップルは、ワイヤレス充電に関する特許を取得済み。現行のQIベースのシステムのワイヤーを使わない充電です。iPhone 6でワイヤレス充電が搭載されるかどうか、まだ噂の領域を出ていません。
他には、サムスンのGalaxy S4にあるような、アイトラッキング技術、ジェスチャーをトラックする技術です。アイブ氏がジェスチャーコントロール技術を探していると言われており、アップルは、以下のデモビデオにあるような技術を採用するかもしれません。ユーザーは視線でiPhone 6を操作できます。
iPhone 6のカメラについて、具体的な噂はありません。iPhone 5Sには正面カメラセンサーに、1080pのHDビデオサポートが付くと言われています。このセンサーがiPhone 5Sで搭載されなければ、iPhone 6で搭載となるかもしれません。

中国KFC、薬漬け鶏の使用認める

ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)を展開する米外食大手ヤム・ブランズの中国法人は10日、成長を促すために同国内の養鶏場で成長促進剤や抗生物質を過剰投与されていた鶏肉の使用を事実上認め、検査が不適切だったと謝罪する声明を出した。11日付の中国各紙が伝えた。
 KFCをめぐっては、2010~11年、山東省の畜産業者を通じて調達した鶏肉から基準を上回る抗生物質が検出されたにもかかわらず、当局に報告しなかった疑いが持たれていた。
 短文投稿サイト「微博」(ウェイボ)上に発表した声明では「検査結果を積極的に政府に報告しなかった」と対応に問題があったことを認め、安全管理をより厳格に行うとしている。
 “薬漬け鶏”の問題は国営中央テレビなどが報道。KFCなどの大手チェーンも使用していたことから、消費者の間に波紋が広がっている。

2013/07/21

アップル「iWatch」秒読み 「グーグルグラス」との徹底比較は確実

 肌身離さず身につけることができる次世代の「ウエアラブル・コンピューター」をめぐり、米アップルがいよいよ腕時計型端末「iWatch(アイウオッチ)」の発売に踏み切るようだ。日米両国で商標登録を申請したのに続き、実用化のための開発メンバーを続々と新規採用していることが判明した。

 発売すれば、ライバルの米グーグルが5月に試験販売した眼鏡型の「グーグルグラス」と、徹底比較されるのは確実。革新的な製品を世に送り出すことができず、株価も低迷が続くアップルは、かつての輝きを取り戻せるのか。その出来栄えに注目が集まっている。

 「アップルはここ数週間、ウエアラブル・コンピューター分野の専門知識を持つ人材をアイウオッチ計画のメンバーとして積極的に採用している」。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版は16日までに、こう報じた。さらにFTは情報筋の話として、アイウオッチの開発チームの上級メンバーが退社を示唆したところ、大幅な給与アップを提示され、社にとどまることになったと伝えた。

 今月に入り、欧米メディアでは、アイウオッチをめぐる報道が相次いでいる。フランス通信(AFP)によると、アップルは仏高級ブランド「イブ・サンローラン」のポール・ドヌーブ前CEOを上級副社長に迎え入れるという。1990年代にアップルに所属した後、複数の高級ブランドでキャリアを積んでおり、アイウオッチのデザインを担当すると噂されている。さらに日本の特許庁に「iWatch」の商標登録を申請していることも判明した。

 いったいどんな製品になるのか。その一端も見えてきた。特許庁への申請では、商品区分として時計に加え、携帯型コンピューター、デジタルオーディオプレーヤー、GPS(衛星利用測位システム)端末、音声認識ソフトウエアなどが列挙されており、こうした機能を詰め込んだ“夢の時計”となる可能性がある。また、体調などを管理するセンサーが搭載されるとの見方も有力だ。

 アップルは一連の報道に対してコメントを拒否している。ただ、ティム・クックCEO(52)は今年4月の決算報告会で「われわれのチームは驚くべき新製品の開発に向け懸命に働いている」と述べており、市場やマニアの間では、今秋にも発売されるとの見方がもっぱらだ。

 クック氏は5月に、ウエアラブル端末について、「革新に向け機は熟している」と発言。同時期にソフト開発者向けに販売されたグーグルグラスについて、「私は眼鏡はこの分野の機器には向かないと考えている。手首に装着する機器が自然だ」と語り、腕時計型が主流になるとの自信も示している。実際、グーグルグラスをめぐっては、プライバシー侵害などの問題点が指摘され、カジノやレストランなど一部で装着禁止にする動きが出ている。

 iPodやiPhone、iPadなど革新的な製品を生み出してきた創業者、スティーブ・ジョブズ氏(1955~2011年)を失ってから2年近く。アップルの株価は最高値から4割も目減りしたままだ。スマートフォンに続く次世代端末として期待されるウエアラブル・コンピューター分野で世界を驚かすことができるのだろうか。

お前は慰安婦か! サッカー日本代表を応援の女性に

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「サッカー日本代表を応援した女性司会者が慰安婦と言われたことをどう思う?」というスレッドが立てられた。スレ主の質問に対して、中国人ネットユーザーが議論を交わした。
  ブラジルで開催中のサッカー・コンフェデレーションカップの日本-ブラジル戦を放送した香港のテレビ番組で、女性キャスターのアストリッド・チャンが「日本を応援している」と述べたところ、男性キャスターのエリック・ツァンが「君は慰安婦か」と暴言を吐いた。その際、共演者が「彼女は安慰人だ(癒す人の意)」とフォローしたという。
  「君は慰安婦か」と暴言に対し、中国のネットユーザーからは、「ずいぶん毒舌だな」、「ちょっと言い過ぎだろう」、「この種の人間は嫌いだ。すぐに自国の人を罵(ののし)るなんて。文句があるなら日本人に言えば良いだろ」など、この男性司会者に対する非難の声が多く寄せられた。
  男性キャスターのエリック・ツァンは元々日本ひいきではなかったのか、と言う意見もあり「香港人は日本好きだよね。東日本大震災の後、日本の旅行番組にこの人が出ていた」と指摘するユーザーがいた。
  また、サッカーで日本を応援するのは間違っていないという意見もあり「日本はアジア唯一のコンフェデレーションカップ出場国だ。応援したって良いじゃないか」、「サッカーチームの1つを応援するのが間違っているのか? 政治をスポーツに持ち出すべきではないだろ」など、中国人もサッカーでは日本を応援することを厭わない人もいるようだ。
  これも中国代表が弱いゆえであると思われるが、「おいおい、まさか中国代表を支持しろとでも言うのか? 0-8でブラジルに負け、1-5でタイに負けすような中国代表を…」という意見も寄せられ、弱い中国代表には愛想が尽きているようだ。

サッカー韓国代表と日本代表、どちらが強いのか

中国大手検索サイト百度の掲示板に「サッカー韓国代表は日本代表の天敵なのか?」というスレッドが立てられた。スレ主の疑問に対して、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
**********
  スレ主は、日本代表はここ10数年で非常に強くなり、技術面ではアジアをリードしているが、韓国との試合になると、A代表だろうと、ユースだろうと、クラブであろうと、負けが多く勝ちが少ないと主張。これは宿命なのだろうか、それとも相性の問題なのだろうか、と質問した。
  これに対して、次のような反論が寄せられた。
・「韓国は日本と試合になると気合が入るからな。でもA代表では日本は韓国に2連勝している」
・「日本はとっくの昔にアジア王者になった。アジアカップや最近の親善試合でも日本が勝っている」
・「A代表もユースも、あるいはサッカーの土壌や発展の方向性すべてにおいて、日本は韓国の先を行っている」
  ほかにも、「日本が韓国に勝つのは難しいが、韓国が日本に勝つのはもっと難しい」、「サッカーに対する理解と本質からいえば、明らかに日本のほうが韓国より強い」など、日本サッカーを称賛する意見が多かった。
  「韓国は強いよ。甘く見ることはできない」というスレ主同様の意見もあったが少数だった。韓国が勝る点として挙げられたのは、「技術や素養では日本のほうが上だが、日本戦の時の無限の闘志と戦闘力はスゴイ」という点だった。
  韓国が強い理由として「たぶんキムチをたくさん食べているからだ。キムチはカンフル剤。毒があって辛いのだ」というコメントがあった。

2013/07/18

現代と起亜、燃費を過大表示 北米販売に影響も

米環境保護局(EPA)は2日、韓国の現代自動車と傘下の起亜自動車が米国で販売した製品に燃費性能の過大表示があったと明らかにした。対象は約90万台。現代自は品質の向上を売り物に北米市場で成長してきただけに、販売への影響は避けられない情勢だ。
 問題となったのは、2010年後半から販売してきた全車種の35%に当たる製品。カナダでも17万台強が対象となる。
 現代ブランドでは、看板車種の中型セダン「ソナタ」や「エラントラ」など8車種、起亜ブランドは小型車「リオ」など5車種が対象。燃料1ガロン(約3.785リットル)当たりの走行距離を最大6マイル(約9.6キロメートル)過大に表示していた。全車種平均では3%の違いだ。
 EPAは2000年から同様の調査を始めたが、発覚は過去2件にとどまり「同じメーカーの大量の車で非常に(数値が)逸脱するのは初めて」と指摘した。
 現代自は原因について、韓国で行った自社試験でミスがあったと主張。米国現代自のクラフチック社長は2日、「誠に申し訳ない」との声明を出した。AP通信によると、現代自幹部は「故意ではない」と組織ぐるみの改ざんを否定した。
 だが、改ざんを疑う声も多い。米国では「1ガロン40マイル」の燃費性能がエコカーの基準。今回の対象13車種のうち6車種が、最大燃費をちょうど1ガロン40マイルとしており、燃費の良さを訴えるため意図的に数値を水増ししていたと受け止めやすい。
 現代自は技術力で日米大手に匹敵することを示すため、米国では燃費性能に重きを置いた広告を打ってきた。問題発覚を受け、過去に遡り、顧客に過大表示分や走行距離などから算出した金額に15%上乗せし、補償することを決めた。ただ、納得しない顧客による大規模な訴訟に発展する可能性もある。
 米国は現代自の世界販売の2割弱を占める重要市場で、通貨ウォン安も追い風に急激に販売を伸ばしてきた。ただ、10月の新車販売では、現代ブランドが2年2カ月ぶりに前年比マイナスに転落するなど、勢いを失いつつあった。10年のソナタを皮切りに、エラントラなど主力車を次々と発売したが、新車投入が一巡していたためだ。

Samsung、最大容量1TBでTurboWrite技術搭載のSSD「840 EVO」

韓国Samsung Electronicsは18日(現地時間)、新世代のNANDフラッシュやコントローラを搭載した2.5インチSSD「840 EVO」シリーズを発表した。容量ラインナップは、120/250/500/750GB/1TBで、8月初旬よりワールドワイドで発売する。
 「840」シリーズの後継となる製品。840では21nmプロセスだったNANDフラッシュメモリが1xnmプロセスの第2世代Toggle DDR 2.0(400Mbps) 3bit MLCに、コントローラは「MDX」から「MEX」へと進化し、ファームウェアも改善。これにより、840と比較して、連続書き込み速度は2~3倍に、4KBランダム読み込み速度は3割程度高速化された。その一方で、消費電力は若干ながら低減させ、耐久性と信頼性は同レベルを維持しているという。
 ランダム書き込みの性能を向上させているのは、新たに搭載した「TurboWrite」技術によるもの。同技術は、NANDの一部をバッファとして利用することで高速化を図っている。そのため、バッファサイズを超える量の転送が一度に起きた際は、一時的に840に近いところまで性能が下がるが、同社では一般的な用途では満杯にならないだけのバッファサイズを確保しているとしている。
 各容量ごとの主な仕様は下表の通り。

840840 EVO

120GB250GB500GB120GB250GB500GB/750GB/1TB
連続読み込み(MB/sec)530540540540540540
連続書き込み(MB/sec)130250330410520520
ランダム読み込み(4KB/QD1)(IOPS)7,9007,9007,90010,00010,00010,000
ランダム書き込み(4KB/QD1)(IOPS)29,00029,00029,00033,00033,00033,000
ランダム読み込み(4KB/QD32)(IOPS)86,00096,00098,00094,00097,00098,000
ランダム書き込み(4KB/QD32)(IOPS)32,00062,00070,00035,00066,00090,000
 このほか、TRIM、ガーベッジコレクション、S.M.A.R.T、AES 256bit暗号化に対応。平均故障間隔は150万時間。消費電力は平均100mW、アイドル時45mW。インターフェイスはSATA 6Gbps。本体サイズは69.85×100×6.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は最大53g。データ移行ソフト、SATA→USB 3.0変換ケーブルが付属する。

2013/07/13

韓国司法、反日世論に配慮…日本企業に懸念の声

第2次世界大戦中に朝鮮半島から徴用された韓国人の元労働者に対する賠償を日本企業に命じた10日のソウル高裁判決は、日韓関係が好転しない中、反日世論に「配慮」した判決といえる。

 韓国政府は、日本政府と同じく元労働者の請求権は存在しないとの見解を示しているが、こうした司法の姿勢が足かせになり、今後、方針転換を迫られる可能性もある。
 「判決が確定すれば、日韓関係に重大な影響が及ぶ」。10日の判決宣告後、日本政府は外交ルートで、今回の判決に対する懸念を韓国外交省に伝えた。
 日本側が問題視するのは、1965年の日韓請求権協定で、「完全かつ最終的に解決された」としている強制徴用の元労働者に対する賠償請求権を認定したことだ。同高裁は、被告とされた新日鉄住金に、1人あたり1億ウォン(約880万円)の賠償を命じた。日韓外交筋は「戦時中のことを、戦後にできた(韓国)憲法の精神に反するとして裁く理解しがたい判決」と話す。
 韓国では、民主化勢力の支持を受けた左派の盧武鉉政権(2003~08年)下で、請求権協定によって補償を受けられなかった個人の救済に取り組み始めた。韓国政府は05年以降、いわゆる従軍慰安婦と韓国人原爆被害者、サハリン残留韓国人は協定の対象外だったと主張。もともと世論の動向に流されやすい傾向のある司法界にも、協定を見直す機運が浸透していったとみられる。
 ただ、韓国政府は元徴用工の賠償請求権については請求権協定の対象とみていて、これまでに約2万7000人の申告を受け付け、計約480億ウォン(約42億3000万円)を支給してきた。判決について韓国外交省は、「判決が持つ意味や関連措置について、関係部署と検討する」と慎重な物言いだ。
 このため、原告や支援する弁護士らは、ほかに5件ある訴訟や新たな提訴で同様の判決を積み上げることで、韓国政府に圧力をかける考えだ。張完翼チャンウァンイク弁護士は「司法判断が出たのだから、韓国政府も考え直さなければならない」と話す。
 仮執行や判決の確定で、日本企業の財産が差し押さえられる事態になれば、日韓関係への打撃は計り知れず、すでに韓国に進出している日本企業のなかには、事業展開への支障を意味する「コリア・リスク」を懸念する声も出始めている。

非正規労働2000万人超す 介護者、60歳以上5割

総務省が十二日発表した二〇一二年の就業構造基本調査によると、非正規労働者の総数(推計)は二千四十二万人と〇七年の前回調査から百五十二万人増加し、初めて二千万人を超えた。雇用者全体に占める割合も38・2%と2・7ポイント上昇して過去最高を更新。過去二十年間で16・5ポイント増え、正社員を中心とした日本の雇用形態が大きく変化している実態がより鮮明になった。 
 調査では、介護をしている全国の五百五十七万人のうち、六十歳以上が約五割を占めることも判明。老老介護の問題が深刻になっている現状も浮き彫りになった。
 過去五年間に転職した正規労働者のうち非正規に移った割合は40・3%と前回調査と比べて3・7ポイント増えたのに対し、非正規から正規へ移った割合は24・2%と2・3ポイント減っており、雇用の不安定化が一段と進んだ。
 この結果、雇用者全体のうち正規労働者は百二十一万人減少する一方で、パート・アルバイトは百一万人、契約社員は六十五万人、嘱託は十三万人、これら以外も十四万人それぞれ増加。リーマン・ショック後の景気悪化時に「派遣切り」が社会問題化した派遣労働者は四十二万人減った。
 男女別の非正規労働者の割合は、男性が22・1%、女性は57・5%で、ともに2ポイント以上増えた。
 また、仕事も通学もしていないニートが十五~三十四歳人口に占める割合は0・2ポイント上昇して2・3%となった。
 過去五年間に介護を理由に仕事を辞めた人は四十八万人で前回調査から八万人減ったが、六十歳以上では逆に三万人増加。企業による介護休業制度の整備が奏功した六十歳未満との間で、「介護離職」をめぐる二極化の傾向が鮮明になった。
 都道府県別の就業率は東京(62・5%)、愛知(61・4%)が高く、非正規の割合が高いのは沖縄(44・5%)、北海道(42・8%)だった。
 調査は五年ごとで、今回は全国の約四十七万世帯で十五歳以上の約百万人を対象に実施した。

【B787火災】出火原因究明始まる 再びバッテリーなら重大局面

ロンドンのヒースロー空港に駐機中のエチオピア航空ボーイング787型機が12日、火災を起こし、滑走路が一時閉鎖された。搭乗客はおらず、けが人は出なかった。英航空当局は同日、出火原因の究明を開始し、米運輸安全委員会(NTSB)も専門家を派遣、協力すると表明した。
 ロイター通信によると、欧州連合(EU)の欧州航空安全庁(EASA)報道官は同日、同型機を再び運航停止にするのは時期尚早で、調査を注視していくとの認識を示した。英BBC放送は垂直尾翼前方の機体上部の焦げた箇所の映像を放映。同型機で相次いだバッテリーの発火トラルと関係があるのかどうかが焦点となっている。
 エチオピア航空によると、同機は煙が検知されるまで8時間以上、同空港に駐機していた。
 「ドリームライナー」と呼ばれる新型の787型機は、バッテリーをめぐるトラブルが相次ぎ、米連邦航空局(FAA)が今年1月に運航停止を指示。4月下旬には、停止命令が解除された後、最初に運航を再開させた航空会社がエチオピア航空だった。
 英国の専門家らは、解決されたはずのバッテリーが再び問題だとなれば、米ボーイング社の信頼性が揺らぐことになりかねないと指摘しており、同社は重大な局面を迎えている。
 ボーイングは12日、「現地に人員がおり、原因の解明と対処に当たっている」とのコメントを発表した。
 火災は小規模だったが、ヒースロー空港の滑走路は約1時間半にわたって閉鎖され、空のダイヤに大幅な乱れが出た。

朴正熙元大統領めぐる発言で政界またも紛糾

韓国野党第1党の民主党で院内スポークスマンを務める洪翼杓(ホン・イクピョ)議員が、朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領などについて「生まれるべきではなかった」と発言した問題で、韓国政治がまたしても紛糾している。洪議員は自分の発言の責任を取って院内スポークスマンの職を辞任したが、国会のスケジュールは中断した。
 韓国大統領府(青瓦台)は12日午前、李貞鉉(イ・ジョンヒョン)広報首席自身が「国会議員が言ったとは思えないほどの暴言にして妄言。自由民主主義に対し真っ向から挑戦している」と批判した。また、与党セヌリ党は緊急の最高委員会議を招集し「洪議員の党職辞任と謝罪、キム・ハンギル民主党代表の謝罪がない場合、国会のスケジュールを中断する」として、各種会議への出席をボイコットした。
 この影響で、南北首脳会談対話録閲覧のための事前準備会議、公共医療機関「晋州医療院」の問題を話し合う国政調査、加湿器殺菌剤被害救済法案を話し合う公聴会などの日程が全て停止した。「発するべきではなかった言葉」が原因で、国政上重要な各種の懸案が軒並み後回しにされたわけだ。
 こうした与党側の対応に、民主党からは「国家情報院(国情院)の大統領選介入疑惑をめぐる国政調査という局面を打開するための戦略」という声が上がっており、こうした見方はそれほど間違ってもいないという。とはいえ、洪議員の発言が極めて「まずかった」せいで、民主党のこうした主張も肩身が狭くなった。
 暴言問題は韓国政界に以前から存在していたが、最近はこれが一層頻繁になっている。先の第18代国会では、一部議員が同僚議員から「ぞんざいな政治用語禁止の誓約書」まで書かせようとしていたほどだ。にもかかわらず、昨年の総選挙と大統領選挙では、再び「朴槿恵(パク・クンヘ)の女郎」「ペク・ソンヨプ(将軍)は民族の反逆者」などの暴言が飛び出した。セヌリ党もまた、大統領選挙で野党側の候補一本化を「エイの○○(不要なもの、くみしやすい相手という意味)」になぞらえ、さらに「文在寅(ムン・ジェイン)候補・安哲秀(アン・チョルス)候補に投票したら民主主義の逆賊」と発言して逆風に見舞われた。
 昨年2度の選挙で暴言のために苦しんだはずの民主党は、最近も「選挙はそもそも無効だという闘争が提起されることもあり得る」「国情院長、こんなおかしなやつがどこにいるか」と言ったり、朴槿恵大統領に向かって「燕山君(朝鮮王朝第10代国王。暴君だったといわれる)と何が違うのか」と言うなど、危険水位を超えていた。さらに、今回の洪議員の発言により、自分で自分の足を引っ張ることになった。
 とはいえセヌリ党も、国会審議をストップさせたままにした場合、同様に批判の声が上がる可能性は高いとみられる。相手の暴言を自分のチャンスと考え、政略的に利用しようとしている、という声が上がるはずだからだ。また、南北首脳会談対話録の閲覧や国情院の大統領選介入疑惑に対する国政調査は、真実を確認しない限り次の段階には進み難い、という側面もある。

仏・パリ郊外の駅で列車が脱線、一部横転 6人死亡、約70人けが

フランス・パリ郊外の駅で12日、列車が脱線し、一部が横転した。この事故で、少なくとも6人が死亡、およそ70人がけがをしているという。
12日午後5時すぎ、パリ南方のエソンヌ県で、列車が駅に高速で進入して脱線、一部が横転した。
フランスのキュビエ運輸相は、この事故で少なくとも6人が死亡、およそ70人がけがをしたと発表した。
乗客の女性は「客席が落ちたり、言葉にできない状況で恐ろしかった。わたしと、わたしの前にいた人は生きていた。血だらけの女性がショック状態で倒れていた」と話した。
パリの日本大使館には、日本人が事故に巻き込まれたという情報は、今のところ入っていないという。
現地メディアは、事故があった路線は、老朽化していたものの、予算の問題で、工事が手つかずだったと指摘していて、フランス当局が事故原因を調べている

2013/07/09

ドコモ「iPhone」参入後の業界地図

NTTドコモの“一人負け”が続いている。同社は5月、自ら「ツートップ」と称したソニー製「Xperia A」とサムスン電子製「Galaxy S4」の販売を開始。好調ではあるものの、番号ポータビリティ(MNP)を利用した他社への流出者は、4月よりも5月のほうが多かった。

 ドコモは主要3社中唯一、iPhoneを販売していないことが最大の理由だが、それ以外に2つ考えられる。

 1つは、「月々サポート」の利用者の転出。2年間の契約を条件にスマートフォン(スマホ)の価格から割引を受けられる同サービスは、開始から2年が経過。“2年縛り”を終えたユーザーが、他社へ流出していると考えられる。

 2つ目は、マーケティング戦略のミスマッチだ。ドコモは10年以上の契約者や初めてスマホを購入するユーザーに対し、「ツートップ」の価格を割り引いている。だが、前述の通り、流出の中心は、すでにスマホを持っている層である可能性が高い。

 流出を抑えるため、ドコモは今秋にもiPhoneの販売を開始するのではないかと私は考えている。そうなった場合、業界地図はどう変わるのか。

 KDDIの好調は続くだろう。同社は現在、MNPによる転入数で20カ月連続首位を維持。最大の要因は「スマートバリュー」にある。固定電話と携帯電話の両方を契約することによって割引が受けられるサービスで、1~3月で見ると、同社の加入者純増数の半数以上に貢献したと推測される。ドコモは規制によりNTT東日本・西日本との一体営業ができず、ソフトバンクも積極的に追随していないため、KDDIにとって強力な武器となっている。

 ソフトバンクは相対的に大きな影響を受ける可能性がある。同社の差別化要因がなくなってしまうためだ。6月、米携帯電話3位のスプリント・ネクステルの買収が承認されたが、これは国内での成長に限界があるという同社の判断からだと考えられる。実にまっとうな戦略であり、積極的に評価したい。

 ドコモはどうか。iPhone参入は他社と同じ土俵に立ったことにすぎない。近年、EC(電子商取引)など新規事業を強化しているが、今のところ差別化にはなっていない。打開策を示せなければ、流出の拡大は続くだろう。