2013/02/23

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安倍晋三政権は22日、政府主催「竹島の日」記念式典の開催を見送り、領土問題担当の島尻安伊子内閣府政務官を島根県主催の式典に派遣した。閣僚の出席を見送ったのは、韓国による同県・竹島の不法占拠を容認しないとのメッセージを発信しつつ、25日の朴槿恵(パク・クネ)次期大統領の就任式に配慮したためだ。しかし、韓国側の反発は強く、日本側の「最大限の配慮」(石破茂自民党幹事長)は通じなかった。
 「竹島は言うまでもなくわが国固有の領土だ。政府は、わが国の立場を明確に主張し、法にのっとり冷静かつ平和的な問題解決のため全力で取り組んでいく」
 式典で島尻氏は、領土問題にかける安倍政権の決意を強調したが、その一方で「韓国は基本的な価値、東アジアの平和と繁栄の確保などの利益を共有する重要な隣国だ」と述べ、韓国側への“気遣い”もみせた
 韓国や中国に毅然(きぜん)とした態度で臨む「安倍カラー」をにじませつつ、韓国との関係悪化にいかに歯止めをかけるか-。
 この命題への答えが、政務三役で最も「軽量」の政務官の派遣だった。島尻氏は式典後、韓国の抗議に対して「他国にどうこういわれるものではない」と反論したが、自らの出席を「大局的な観点からの配慮だった」と認めた。
 昨年8月、李明博大統領が竹島に不法上陸し、その後、天皇陛下の謝罪を要求したことで日韓関係は冷え込んだ。それでも、首相が朴政権との関係改善を重視するのは、沖縄県・尖閣諸島周辺で続く中国公船による挑発行為や、北朝鮮の核実験で、日米韓3カ国の連携強化が急務だからだ。
 このため、首相は朴氏の大統領就任式に麻生太郎副総理を派遣し、朴氏との会談を模索させる。麻生氏は22日の記者会見で「両国が手をつないで未来志向で事を進めていくのが一番肝心だ」と述べた。
 外務省幹部も22日、「慰安婦、竹島といった難しい問題に焦点が当たりがちだが、北朝鮮の核やミサイルへの危機感では共通している。そこに焦点を当てるべきだ」と強調した。

2013/02/09

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まいった・・・ 

「日本経済余命3年」から考える、投資家のとるべき行動とは?


竹中平蔵 慶應義塾大学教授・グローバルセキュリティ研究所所長

インタビュー 高岡壮一郎(アブラハム・グループ・ホールディングス社長)




---『日本経済「余命3年」』という著書を書かれていますが、考え得る日本経済の最悪シナリオは? 

日本経済は本当にやるべきことをすべて先送りしてきて、これ以上は先送りできない状況にある。余命が3年なのか5年なのかは誰にもわからないが、近い将来にちゃんとしたアクションを起こさなければならない。 

最大の問題は財政赤字。財務省が言っていることはちょっと極端で、彼らが言うように今日、明日にとんでもないことが起こるわけではない。日本には約1400兆円の個人金融資産がある。累積債務の残高が約1000兆円だから、まだ400兆円の隙間がある。ただし、現状は国内の貯蓄が政府の債務の穴埋めに回され、この400兆円の隙間がどんどん狭まっている状態だ。 

この隙間がなくなることが明確になった時点でマーケットは動き出す。『日本経済「余命3年」』は、そのタイムリミットがせいぜい3年だろうという意図で書いたものだ。 

---日本の財政状態が危機的な中で個人投資家は海外投資に目を向けていますが、これについてのお考えは? 

日本経済に対して、潜在的な危機感を持っている人はかなりいるはず。

特に自分の裁量で資産を蓄積して、しっかりと自分でリスク管理をしなくてはいけないと思っている人にとっては非常に深刻な問題だ。
巷の評論家がちゃらちゃらと論評するような問題ではない。 日本の財政問題を非常に深刻に考えている人が、海外に向けて投資をするのはよく理解できる。 

また、多くの人が日本の為替レートは実力以上の水準ではないかと感じている。実は為替相場を実質実効レートで見ると、そんなにむちゃくちゃな円高になっているわけではない。1995年に対ドルで79円をつけたときと今の79円は意味が違う。 

とは言え、この間に日本の国際競争力は大きく落ちた。「競争力が落ちたほどには円安になっていない」という意味で今の円高は深刻だ。 

しかし、この円高は早晩崩れる可能性がある。 

日本はデフレだが、デフレを是正するための金融政策をきちんとしていないので実質金利がまだ高い。だから円が買われている状況がある。しかし今後は実質金利が低下し、円安に転じる可能性が十分にある。為替レートが相対的に高いうちに、資産を別の通貨で運用しておくことは理に適っている。一つの通貨だけでなく、複数の通貨に分散するのは賢明な選択だと思う。 

キャピタルフライトは自然な行為

---海外の資産に日本の個人投資家のおカネが行ってしまうと、日本の銀行に預けるおカネが減って、その結果国債を買えなくなる。財務省はこれを嫌がり、個人投資家の海外投資を規制したいのではないかという意見もありますが。 

今は静かなキャピタルフライトが起き始めていると言える状況。 そういうことに危機感を持っている人は、財務当局の中にいると思う。 

しかし、だからといって、いくらなんでもそれを規制することはできない。海外投資に規制がかかると心配する人がいるかもしれないが、そういう意味での危機感をもつ必要はないと思う。資産の健全な運用ということを考えると、海外の資産におカネが流れるのは自然な行為だ。 

アルバート・ハーシュマンという開発経済学の権威が、おもしろいことを言っている。「世の中を変える力はつねに2つある。それはVoice(声を上げる)とExit(出口)だ」。まず、「今の政策じゃダメだぞ!」と声を上げる。しかし、ずっと声を上げ続けても政治は変わらない。であるならばExitから出ていく、出口から出ていくという意味だ。 

たとえば今、日本の企業が空洞化で海外に移転しているのも、実はもうVoiceでは空しくて、Voiceではダメで、Exitに少しずつ向かいつつあるという状況なのだと思う。 個人のキャピタルフライトも同様。 

日本全体からみると情けない話だが、しかし、ひとつひとつの企業、ひとりひとりの個人はもうそんなことを言っていられない。今、日本ではそういう行動が目立ち始めているということではないか。 

---個人のおカネが海外に出て優良資産に投資をした結果、利子・配当という形で日本に帰って来ると、貿易黒字が減る見通しの中で、逆に日本の経常収支にとっていいという考え方もありますが? 

おっしゃる通りで、それが一つの成熟した国際収支のパターン。実はこの10年くらい、日本の商社はすでにそういう行動をとっている。資源等々に積極的に開発投資をして、そのリターンはすでに数兆円規模に達している。その結果、日本の貿易黒字は減っているが、所得収支の黒字は増えている。所得収支で稼ぐのが成熟した経済のパターンであり、日本もその姿に近づいている。 

---リスクをとって海外投資をしようとしている個人投資家の方々にアドバイスを。 

自分が持っている資産総額の関係で、どれくらいのリスクがとれるかを明確に判断することが必要。

一つの通貨やリスクの大きい資産にたくさんの資産を回すのは、賢い投資家のやり方ではない。
しっかり手元の流動性を確保し、自国の通貨もある程度はキープする必要がある。 

しかし、しっかりとリターンを稼げるように、ある程度のリスクはとることも大切だ。そして、ローリスク、ミディアムリスク、ハイリスクのバランスをしっかりと考えるべき。 自分の将来の所得計画をちゃんともって、自分がどれくらいの資産を運用できるのかを明確に判断することが必要だ。 

「Nexus 10」ファーストインプレッション

ついに、いや、ようやくと言うべきか、Googleの10インチタブレット「Nexus 10」が日本国内で発売された。GoogleのAndroid端末のブランド「Nexus」を冠するこのタブレットは、OSにAndroid 4.2を搭載する最新型のリファレンス機ともいうべき端末。ストレージ容量の違いで、16GB(36,800円)と32GB(44,800円)の2つのモデルが用意される。

 当初は2012年11月13日に発売予定となっていたところ、日本向けのみ当日になって発売が急遽延期。他国では予定通り販売され、その熱気が完全に過去のものになりつつあった2月5日になって、不意に日本国内での取り扱いも始まった。

 2月8日現在、Google Playでのみ販売されており、発送は注文から1~2週間以内となっている。筆者が発売開始日の2月5日に注文した際も同様の1~2週間以内に発送となっていたが、翌日には発送を知らせるメールが、さらにその翌日には早くも商品が届いた。「Nexus 7」の発売時は商品がなかなか届かないなどのトラブルがあったと聞くが、今回の「Nexus 10」については、混乱なくスピーディに入手できると期待できそうだ。

“最速”ではないが、満足感の得られる性能

 「Nexus 10」はサムスン電子製の端末。サイズは263.9×177.6×8.9mm、重さは603gだ。特別コンパクトだったり軽量だったりするわけではないものの、十分に使い心地のよいサイズ感および重量感になっている。角のラウンド形状やなだらかな弧を描く輪郭、エッジから背面にかけての微妙なカーブのついた断面によって、全体的に丸みを帯びたフォルムをなしており、背面のマットな表面処理が滑り止めとなっていることもあって持ちやすい。

 チップセットはサムスン製の「Exynos 5」で、ARM Cortex-A15ベースの1.7GHzデュアルコアCPUと、クアッドコアGPUがパッケージングされたもの。2GBのメモリと、16GBまたは32GBのストレージ、500万画素のアウトカメラ、190万画素のインカメラを搭載する。通信機能はIEEE802.11b/g/n(2.4/5GHz対応)、Bluetooth 3.0、NFC(Androidビーム対応)を利用でき、3G/LTEには対応しない。外部インターフェイスとして、充電・データ転送用のmicroUSBのほか、microHDMI端子、3.5mmマイク・ヘッドフォン兼用端子を備え、本体前面の左右端(横置き時)にはステレオスピーカーも内蔵している。

 ハードウェアキーは電源とボリューム調整の2種類のみ。クレードル用と思われる端子も本体下部に用意されているが、今のところ使い道はない。また、防水・防塵機能、外部メモリカードスロットは備えていない。バッテリーは大容量の9000mAhとなっていて、HD動画再生時で最大9時間、待受時は最大500時間稼働するとしている。

 2012年10月末の発表当時こそ、これらの性能はタブレットとしてはハイスペックなものであると話題になったが、今やクアッドコアCPUなどを搭載し、さらにパフォーマンスの高い他社製のタブレット端末もリリースされており、発売タイミングを逸したせいで、やや色あせてしまった感はぬぐえない。しかしながら、タッチ操作や画面の切り替え、Webブラウジング、アプリの動作などは非常に快適。

 Android 4.1から実現しているVsyncタイミングの制御など、画面描画の最適化が図られているのも理由の一つと思われるが、この動作のサクサク感は、最新のタブレットやスマートフォンにも決して見劣りしないだろう。

ディスプレイ解像度は圧巻の一言

 ディスプレイについては、今なお「Nexus 10」が他社製端末より大きなアドバンテージを保っている部分といえる。高強度のCorning Gorilla Glass 2を採用した10インチのディスプレイは、WQXGA、2560×1600ドット、300ppiの超高解像度を誇る。iPad Retinaディスプレイモデルの2048×1536ドット、264ppiと比較しても1段上の解像度となっており、iPhone 5の326ppiに迫る高精細さだ。

 たとえば、電子書籍の文字サイズを一般的な文庫本のフォントより小さくしても、ルビまでしっかり読めるほど鮮明に表示し、巨大なデジカメ写真も細部まできめ細かく映し出す。JPEGだとわずかなブロックノイズさえも見えてしまうため、RAW画像で表示したくなるほど。また、4Kおよび2.7Kの動画を再生すると、驚異的なまでに臨場感のある映像を見ることができる。「GoPro HERO3」で撮影した4K 12fps、2.7K 24fps、1080p 30fps、720p 60fpsの動画は、スムーズな再生が可能だった。

 ただし、4K 15fps、2.7K 30fps、1080p 60fpsの動画では、明らかなコマ落ちが発生した。以下のベンチマーク結果にあるとおり、ハイエンドとはいえないまでもそれなりの好成績で、チップセットの能力は高いと考えられるが、あまりにもディスプレイ解像度が高く、それに対してチップセットの能力が釣り合っていないように感じられる。「Quadrant Professional Edition」の結果における“2D”の値の低さは、解像度の高さが影響しているのかもしれない。

マルチユーザー対応にはシステムアップデートが必要

 「Nexus 10」が搭載しているOSは、最初からAndroid 4.2となっているものの、「Nexus 7」でも利用可能になったマルチユーザー機能などを使うためには、同様にシステムアップデートを適用し、4.2.1にバージョンアップしなければならない。

 このマルチユーザー化により、ロック画面では新たにログインユーザーを選択するためのボタンが追加され、ユーザーごとに異なる環境でタブレットを利用できるようになる。撮影した写真、インストールしたアプリ、受信メール、端末の各種設定など、すべてがユーザーごとに保管されるため、個人のプライバシーも守りやすい。もちろん、ロック画面での認証や、使用するGoogleアカウントもユーザーごとに設定できる。

 また、Android 4.2の新要素として、ロック画面でウィジェットを配置する機能もある。ロック画面に表示されているデジタル時計自体がウィジェットになっており、この部分を左右にフリックすることで他のウィジェットと切り替えられる。最初からインストールされているロック画面用のウィジェットは3つのみなので、Google Play Storeで対応ウィジェットを探して追加するとよいだろう。

 ホーム画面のインターフェイス自体は「Nexus 7」とほぼ同じで、画面下部にホーム・バック・タスクの各ソフトウェアキーが、その上にアプリとドロワーのショートカットが並ぶ。ステータスバーから引き出して表示する通知パネルと、Wi-Fiオン・オフや画面の明るさ調整といった各種設定切替を行えるボタンのパネルは分離していて、それぞれ画面の左右で個別に呼び出すようになっている。

 このうち、各種設定切替ボタンのパネルでは、マルチユーザー対応を意識してか、現在使用しているユーザーの名前とアイコンも表示される。なお、プリインストールアプリは27個、ウィジェットも24個と少なめ。まさに“素”のAndroidタブレットだ。

 高解像度のディスプレイをユーザーに体感してほしいということなのか、Google Playの映画コンテンツである全編フルCGのアニメ「アイス・エイジ」を無料で視聴できる。映像ソース自体は720pのようだが、その高精細さを存分に堪能できるだろう。端末の両脇のステレオスピーカーによる音声もクリアで、没入感は高い。

 Android 4.2の新機能でいえばもう1つ、スクリーンセーバー機能「Daydream」が追加されているのもポイントだ。現在時刻をシンプルに表示する「時計」のほか、グラデーションカラーを表示する「カラー」、Googleカレントのニュースコンテンツを表示する「カレント」、指定したフォルダ内の画像を次々に表示する「フォトテーブル」と「フォトフレーム」の計5種類が用意されている。端末がアイドル状態になるか、クレードルに接続すると表示されるものだが、前述の通り、少なくとも「Nexus 10」用の純正クレードルはまだ発売されておらず、本体下部に設けられている端子が使い道のない状態のため、バッテリー消費を考えると「Daydream」は使いどころが難しい機能かもしれない。

旬を逃したとはいえ、それでもなお有力候補の1つに

 価格は3万6800円(16GB版)~と、コストパフォーマンスを考えるとWi-Fiオンリーのタブレットとしてはお得な部類に入るのではないだろうか。ハードウェアの基本性能は決して最新・最速というわけではなく、せめて当初の予定通り2012年11月に発売されていれば、と思わずにはいられないが、それでも高い所有感を得るのに十分なスペックは備えている。

 最新のハードウェアではなくても動作は快適で、ディスプレイの美しさはやはり圧倒的。エンターテイメントからビジネスまで、活用しがいのある端末であることは間違いない。画面の精細さは、先進ユーザーだけでなく、タブレットになじみの薄いファミリー向けにおいても、使い勝手のよさに直結する大切な要素の一つだと思う。

 また、マルチユーザーなどの最新機能を備えたタブレットは2月時点で「Nexus 7」と「Nexus 10」のみ。10インチクラスの大画面タブレットにおいては、他では体験できない大きな魅力だ。他社製品を含めタブレットの購入を検討しているなら、世界的にはやや旬を逃してしまった現在でも「Nexus 10」は有力候補の1つに挙げられるだろう。

乗り換えiPhone5、iPod touch 5Gの電池持ち悪い原因見つけた

電池持ち改善しました。iPod touchさん電池(バッテリー)持ち悪いとか記事書いちゃってすみません。
私のiPod touchの電池持ちが悪かった原因とその改善方法を説明します。

まず原因。あくまで想像ですが、iCloud同期が一部失敗→再挑戦が、裏で常に動いてた気がします。
根拠としては、電池持ち少しでも良くしようかと、iCloud同期を一部停止しようとしたとき。

IMG_0859

この画面から動きません。同期解除が出来ないんです。
おそらくですが、ゴミデータが同期リトライを繰り返し続けてたきがします。
では、これの改善方法。
※もちろんバックアップ等は取っておくことをオススメします。


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この同期完了待ち状態で、タップ操作を一切受け付けなくなった状態からの操作方法です。
自分の場合は、連絡先とリマインダーが同期解除出来ない状態になってました。

ホームボタンを押して、設定画面から脱出
→ホームボタン二度押し、動作中の設定アプリを長押し→×タップで終了させる
→設定アプリを立ちあげ直し、機内モード(Wifiオフでもたぶんおk)にする
→設定アプリからiCloudを開いて連絡先の同期解除を試みる

これで、ゴミデータを解除前に最終同期することなく、iCloudの同期解除が行えます。
一度解除してしまえば、あとはすんなり再同期、解除、実行できました。

こうして、iCloudの設定をフォトストリームを一通り解除した結果、
半日とまでは行きませんがある程度使ったキャプチャはこちら。

IMG_0860IMG_0860
たった3%しか減ってない。ありえない。3%じゃないにしても明らかに減らなくなった。
iPod touchでしか試してないので正しいとは言い切れませんが、
困っている方いらっしゃいましたら、リカバリかける前にぜひお試しください。

2013/02/06

Twitterもやられた… 世界的にサイバー攻撃が増えている件


先週末、Twitterがサイバー攻撃を受け、約25万人分のパスワードやメールアドレスなどが流出するという事件がありました。
以前であれば、このようなニュースは、IT情報サイトが一報を流して終わりということも少なくありませんでしたが、今回はなんとNHKがまずニュースでとりあげ、それに続く形で各大手新聞紙も早いタイミングで報道を行いました。
ツイッターにサイバー攻撃(NHKニュース 2013/2/2)
やってもうたな、Twitter… という話ではなく、このぐらいのサイバー攻撃はどうも頻繁に起きており、従前からのIDとパスワードでの管理では個人情報は守れない世の中になりつつある、ということです。また、Twitterの存在感がそれなりに日本国内で大きくなったのだなという感慨と共に、サイバー攻撃が時事問題のニュースネタとして当たり前の時代になってしまったという思いもあります。
とくに今年は、海外報道ではありますが、新年早々からサイバー攻撃絡みで比較的大きな事件があり、なかなか焦臭いことになっています。
いずれも、アマチュアハッカーが遊びで新聞社のサーバーに侵入したというレベルではなく、完全なプロの犯行であり、なおかつそのプロの正体を国家レベルで名指しするなど、どうも穏やかではありません。もちろん、名指しされた国では否定する見解を発表していますが…。メディアに対するサイバー攻撃という点では、かねてからNASAが攻撃の対象となり続けており、その経緯から言うとかなり「やったもん勝ち」と「抜本的な対策の不在」が一番の難点でもあります。
今回のTwitterへのサイバー攻撃に関しても、Twitter社の公式見解は上記事件などと同様に少なくともプロの犯行という形で分析しています。
より安全にご利用いただくために(Twitterブログ 2013/2/2)
今回の攻撃はアマチュアのものとは考えにくく、Twitterだけを狙った単体のものではなかったと考えられます。とても洗練された攻撃であり、他の企業や団体にも攻撃がかけられている可能性があります。
インターネットに接続して何かをするということは、以前からそれなりにリスクを抱えた行為ではありましたが、そのリスク対策課題は年々複雑化しています。ニューヨークタイムズへのサイバー攻撃でも、市販のウイルス対策ソフトを運用していましたが、それだけでは不十分だったという報告が出ています。
New York Timesの記事によれば、同紙は米Symantecのウイルス対策製品を使っていたが、Mandiantが調べた結果、攻撃者が使った45種類のカスタム版マルウェアのうち、Symantecの製品で検出できたのは1種類のみだったという。
こんな状況ですから、企業向けにはサイバー攻撃を対象とした損害保険も登場しています。しかし、致命的な情報漏洩が起きた場合など、今後はたして保険だけで賄えるのかどうか…。
さて、パスワードが盗まれたことで一番気をつけなければならないのは、他のサービスでも同じパスワードを使い回している場合です。これ、意外とやってしまっている人が多いと思いますが、一旦パスワードが盗まれると、ネット上で同じパスワードを使って一斉に攻撃が開始されます。
「多い時は1日10万件以上の攻撃がくる」
この記事を読めば、パスワード攻撃がもはや日常で当たり前の出来事になっていることがよくわかります。
個人の利用ベースでも「もはやネットに安全はない」という前提で考えるべきで、その意味ではクレジットカード決済と同様に「いつでも何かが起きる可能性はある」と考えて対策を個々で打っていく必要はあるでしょう。
また、サービス側も単純なID/パスワードではお客様の情報を守れなくなっている現状をしっかり考える必要が出てきました。気がついたら大量漏洩、なんてことのないように、各社方法論については考えないといけない時期ですね。
最後に、国としてこういう情報管理を行う仕組みやサイバー攻撃に対する措置や被害軽減を行うための仕掛けをしっかり考えるタイミングが来ていると思います。世の中は、どちらかというと海外有事、NSC設立とかそっちの方向に流れていっておりますが、さてどうなりますか。

レノボに続いて米HPもChromebook参入 - PCトップ2が揃う

米Hewlett-Packard (HP)は2月4日 (現地時間)、Googleが開発するPC用OS「Chrome OS」を搭載するノートPC「HP Pavilion 14 Chromebook」を米国で発売した。同社の直販サイトHPDirect.comから購入でき、価格は329.99ドル。

Pavilion 14 Chromebookは、14インチ (1366×768)のHD BrightView LEDディスプレイを搭載する。これは、これまでに発売または発表されたChromebookで最大である。本体サイズは13.66×9.37×0.83インチ (約34.7×23.8×2.11センチ)で、重量は3.96ポンド (約1.8キロ)。

プロセッサは、Intel Celeron 847(デュアルコア、1.1GHz)。メモリは2GB (最大4GB)。ストレージは16GBのSSDを内蔵する。Chrome OSはGoogleのクラウドストレージGoogle Driveと連携するように設計されており、Pavilion 14 Chromebookには同サービスの100GBプランを2年間無償で利用できるクーポンが付属する。HP TrueVision HD Webカム、HDMIポート、USB 2.0ポート×3、Ethernetポート、メモリーカード(SD/MMC)スロットを装備。ワイアレス機能はデュアルバンドWi-Fi (802.11 a/b/g/n)とBluetooth 3.0。バッテリー駆動時間は最大4.25時間となっている。

○過去3カ月で約1,000校がChromebookを採用

複数で共有しやすく、また安全にWebアプリケーションやWebサイト、クラウドサービスを使用できるChromebookを採用する学校が世界中で増加している。Googleによると、Chromebookを導入する学校が過去3カ月で倍増し、現在2,000校を超えた。ChromebookのローンチパートナーとなったSamsung ElectronicsやAcerに続いて、今年1月にLenovoがChromebook「ThinkPad X131e」(2月26日に米国発売)を発表。今回のHPのPavilion 14 Chromebook発表で、PC出荷台数シェアの上位2社が揃った。一般のPCユーザーに使われているとは言いがたいChromebookだが、搭載PCの増加は、教育市場への浸透にPCメーカーがChromebookの可能性を実感し始めた証しと言える。