2012/04/26

タングステン・リング

最近、若者を中心に、金属アレルギーを起こさないなどの理由で、タングステン製の指輪やペンダントなどが人気があります。

元素記号Wで表されるタングステンはスウェーデン語で重い石と言う意味があり、比重が純金とほとんど変らず、鉄の2.5倍、鉛の1.7倍ぐらいの重さがあります。
また、熱にも強く、鉄が1500度で溶けるのに対して、タングステンは3380度でやっと溶けます。
そして、特筆すべき特徴はその硬度で、金属でありながら、モース硬度ではダイヤモンドの10に次いでサファイア、ルビーと同じ硬度9の硬さを持っています。

このように硬くて磨耗せず、熱に強く、さびないタングステンは非常に丈夫な指輪やペンダントに加工することが出来るうえに、値段も千円台から1万円ぐらいと手頃なため、若い人の間で人気を呼び、ペアー・リングだけでなく、マリッジ・リングとして購入する人までいるようです。

しかし、指輪というものに、それほどの丈夫さが必要でしょううか?

長い間、宝飾の仕事をしていますと、時々、突き指などで指がはれ上がったり、あるいはむくんだりして、指輪が抜けなくなって困っているお客様や、もっと恐いのは、はれた指が指輪のせいで血流障害を起こして余計にはれあがり危険な状態になっているお客様が来店されます。
そして、そういう場合にはドイツ製のリング・カッター(指を傷つけずに安全に指輪を切断する道具)で指輪を切断して指から抜きます。
リング・カッターの刃はそれなりに硬い鋼(ハガネ)で出来ていますが、以前、ステンレス製の指輪をはめていて突き指をして指輪が抜けなくなり、指がただれて出血している人の指輪を切った時は、その一度だけで、ステンレス製の指輪を1本を切っただけでリング・カッターの刃がだめになりました。

最新のタングステン製の指輪をはめていて、もし突き指をして指がむくんで指輪がはずせなくなったら、どうするのでしょうか?
タングステン・リングを扱っている普通のアクセサリー・ショップやシルバー・ショップにタングステン・リングを切断する道具があるのでしょうか?
すくなくとも、一般の宝飾店や消防署にはタングステン・リングを切断出来るような道具は置いてありません。

2012/04/11

60歳前半の働き方


●リタイア時期は自分で決める
でやはり気になるのは、部分年金しかない60代前半にどう備えるかということだと思います。退職金が出るとしても、この時期に貯金はかなり減っていきそうですし、そのための資金準備が今からできるのか、不安な方も多いと思います。
●再就職の意思がある人
その解決策のひとつが、60歳以降も働くという選択肢です。昨年4月、改正高齢者雇用安定法の「高年齢者の安定した雇用の確保等を図るための措置」が施行され、65歳までの定年延長や、継続雇用制度の導入が事業者に義務化されました。現在は罰則がないので100%の導入ではありませんが、本人が希望し、これまでの勤務態度などに特別な問題がなければ、働き続けられる環境が整いはじめています。
この制度の適用期間は、男性の場合、その方の定額部分の支給開始時期とリンクしています。例えば63歳から厚生年金の満額支給がスタートする方なら、継続して働けるのは63歳になるまでということになるわけですね。ちなみに継続の形としては、いったん60歳で退職手続きをとり、同じ日付で新たな雇用条件で再雇用する形を採用する企業が主流になっているようです。
●年金が満額支給になる時点まで働くことはできるが
60歳以降も働き続ける会社員の方には、在職老齢年金という年金収入があります。さらに、賃金が60歳時点と比べて75%未満になった場合など、一定条件を満たしている方は「高齢者雇用継続基本給付金」という雇用保険の給付が受けられます。
●高齢者雇用継続基本給付金とは?
60歳時点で月50万円以上の給料をもらっていた方が、60歳以降に月34万円で働く場合と、月26万円で働く場合の月収の合計額(61歳時点)をモデル化したものです。結論からみると、月給は8万円も違うのに、月収の合計は1万円ちょっとしか変わりません。その上、税金や社会保険料は収入に応じて課せられますから、結果的には手取り収入はほぼ同額なんですね。高齢者雇用継続基本給付金は2012年から段階的に廃止される予定ですが、団塊世代の方たちは、給与収入と年金収入、そしてこの雇用保険の3点から60歳前半のご自分の収入を考えていただきたいと思います。
●60歳は「老後の始まり」ではない
もちろん60歳以前に定年後の生活準備ができている方はハッピーリタイアができるでしょうし、年金の満額支給まで働きたいという方には社会が受け皿を用意しているということでしょう。自分のリタイア時期は自分で決めるというのが、これからの時代なのですね。
老後の生活は計画的に資産を取り崩していく生活でいいわけで、お金を使うことに必要以上に不安になる必要はありません。ただし、老後は年金だけで安心ともいいきれないことも知っておいてください。団塊世代の年金の給付水準は、いま80代の方たちの3分の2ぐらいですし、特に負担となるのは年金課税の強化です。以前は年間340万円程度まで年金には税金はかかりませんでしたが、平成17年からは老年者控除の廃止などにより、年間210万円程度に低下しました。厚生年金受給者の多くに所得税と住民税が発生します。年金の手取り額の減少ということも頭にいれながら、将来のお金の計画を立てるようにしてください。
●「老齢年金」も「高年齢雇用継続基本給付」も多く受給できるポイント
「老齢年金」も「高年齢雇用継続基本給付」も多く受給できるポイントは ・勤務形態を社会保険加入義務のない   「嘱託、パート、アルバイト」などにする ・厚生年金の被保険者にならないようにする 収入額と受給額のバランスを考えて、どのような方法が良いか考えましょう。 年金生活をより豊かなものに変えていきましょう。いきいき年金生活。

変わる“働き方”と給料

景気の先行きが不透明な中、今年の春闘では「ベアアップ」の要求は姿を消し、焦点は「定期昇給の維持」。自動車大手はすべて定昇維持、電機各社も多くが定昇は維持しました。しかしリストラ中のNECや過去最大の赤字見通しのシャープは、人件費を含めた経費削減策について労使協議を今後も続ける方針と、電機業界の厳しさが浮き彫りに。かつてのように横並びの賃上げが難しくなるなか、春闘の役割も変わっていくと専門家は指摘します。働きやすさやワークライフバランスなど賃金以外の要求のウエートも高まっていくとみています。ソフトウェア開発会社「サイボウズ」が取り組むのは、社員の生活に合わせた給与プラン。「仕事重視」や「自分の時間重視」のプランが用意されています。最近登場したのは、両者の中間、「バランスプラン」。活用している社員は、その時々で最大限「仕事」をしながら、「個人の生活」との最高のバランスを取ることができると感じています。企業側が社員と“闘う”のではなく、要望をかなえることでやる気を引き出しています。ソーシャルゲーム大手のグリーでは、社員一人一人の働きぶりによって昇給を判断。少なくとも年2回、昇給のチャンスがあるといいます。日々のコミュニケーションや面談によって、社員の仕事ぶりを把握して労使ともに納得のいく給与決定を行っています。

血液のドロドロ化を防ぐにはウコン、玉葱、梅が良いと薬剤師

バランスのとれた食生活ではないし、運動量にも自信はない。健康診断の結果はいつも問題あり…。そんな中年諸氏に、うってつけの注目食材があるという。果たしてその根拠は?

特に寒い今年の冬は、脳卒中や心筋梗塞で倒れる人が急増! と、深刻な社会問題になっている。その原因のひとつは血液のドロドロ化。食生活の悪化や運動不足などにより、血液中に増加した糖や脂肪、悪玉コレステロールなどが赤血球にくっつくことから起こる。

また、ストレスや喫煙などによって増えた活性酸素は大事な血管を傷つけ、傷ついた血管を修復しようと血液中の血小板が増加、それがドロドロの血液中でダマになってしまい血栓を作る、その血栓が脳で詰まれば脳卒中、心臓で詰まれば心筋梗塞という重篤な病に発展しやすくなるわけだ。丈夫な血管とサラサラ血液は、若さと健康のバロメーターといわれている。

約10年前、生の梅を煮詰める過程で“ムメフラール”という新成分が発見され話題となった。これは、体内に発生した活性酸素を強力に除去する抗酸化作用を持つスグレ物。自然食品、健康食品アドバイザーとしてテレビなどでも活躍中の薬剤師・小林ちえみ先生は、硬くなった血液とドロドロ血液の危険性をこう指摘する。

「血液中の赤血球は薄い円盤状の形で、毛細血管よりも大きいのです。それが折りたたまって血液内を通っているのですが、赤血球の膜が酸化して硬くなってしまうと毛細血管内をスムーズに通ることができなくなり、血管を傷つけてしまいます。

そしてまた、血液中の細胞成分である血小板は、血管壁が傷ついたり血中の脂質が増えすぎたりすると、“血小板凝集”という性質があるため互いにくっつきあってダマができ、血栓になりやすい。要はいかに血液をサラサラに保つかが重要なポイントといえます。

そこで最近評価を高めているのが、梅に加熱することで生じる“ムメフラール”なのです。これは、赤血球の表面が酸化して硬くなるのを防ぎ、血小板の凝集を抑え、血液中の悪玉コレステロールを排出する作用があるのです。

更に、このムメフラールと一緒に摂ると良いと言われているのが玉ねぎとウコン。玉ねぎに含まれている硫化アリルと“ケルセチン”、玉ねぎは血液をサラサラにすると有名な食材ですよね。それと、二日酔いや肝臓に良いと人気のサプリ、ウコン。このウコンには注目すべき“クルクミン”という成分が含まれていて、肝臓の働きを助けるのです。肝臓はアルコールの分解や、体内で発生する有毒物質を解毒する大切な臓器。

今、話題になっているのは、この3つの食材で出来ているサプリメント。その3つをあわせ摂ることによる相乗効果が注目を集めているのです」

アメリカの国立癌研究所でも、ウコン、玉ねぎはもちろん、梅からできたムメフラールも癌予防のために積極的に食べるとよい食材として指定されたという。

アジア移住

ここ数年で海外移住先として人気が出てきたのがアジアです。台湾は2007年度からリタイアメントビザ制度を施行しましたし、マレーシアは根強く人気があります。フィリピンも独身の方が老後を過ごす先として注目されています。タイは現在アジアで経済的に力を伸ばし、日本企業の進出も多いため、再就職とセカンドライフという目的を持って移住する人が増えている国でもあります。 

まずは何といっても物価が安いことが魅力です。香港や上海などを除いたアジアの都市部では約15万円で難なく暮らすことができます。好きなときに好きなレストランで食事をし、欲しい服を買い、日本では6畳1間程度の家賃でリビング付きの部屋に住むこと可能です。 

もっと切り詰めて5万円~6万円でも生活することも可能です。その場合、現地の方より多少裕福程度の生活になります。主食は現地の料理となり、日本食や多国籍料理のレストランに入るチャンスは月に幾度か程度、部屋は日本の6畳1間に毛が生えた程度。快適さはありませんが、地元密着型滞在というものの面白いかもしれません。 

またアジアが好まれる理由はその近さにもあります。4時間程度で日本から直行で行くことができます。遠くても8時間程度でしょう。また治安が悪いと思われがちですが、アジアは近年比較的治安が良く、凶悪な犯罪に日本人が巻き込まれることはほとんどないというのが現実です。 

多彩な国々が近隣に存在し、また島などのリゾート地が多くあることもアジアの魅力です。例えば、バンコクで暮らし、週末はプーケットやバリ島で過ごすということも安価で可能です。カンボジアのアンコール・ワットやベトナムのハロン湾へ小旅行ということだってできます。 

季節は雨季と乾季に別れ、一年を通し暑いですが、近年では日本の夏の方がだるいといわれています。全体を通して、経済的に余裕があまりない方からでも海外移住が可能なエリアとして近年注目を浴びています。 

世界でもっとも暮らしやすい都市は?


2010年に発表された英誌エコノミスト部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が発表した世界で最も暮らしやすい国のランキングは以下になります。

1位・・・バンクーバー(カナダ)
2位・・・メルボルン (オーストラリア)
3位・・・ウィーン (オーストリア)
4位・・・トロント (カナダ)
5位・・・カルガリー (カナダ)
6位・・・ヘルシンキ (フィンランド)
7位・・・シドニー (オーストラリア)
8位・・・パース (オーストラリア)
9位・・・アデレード (オーストラリア)
10位・・オークランド (ニュージーランド)

バンクーバーは5年連続で1位に輝いています。カナダは他にもトロント、カルガリーなどが上位にランキングされ、非常に暮らしやすいという評価を受けています。オーストラリアも5都市がランクインし、暮らしやすい国であるということがわかります。

ランク外では日本の大阪が12位、東京が18位となっています。物価が高いことが伸び悩んだ理由です。またヨーロッパではパリが16位、人気のありそうなロンドンはまさかの53位、ニューヨークも56位とイメージとは少しずれた結果になっています。

しかし、このランキングは物価や治安、医療サービス、文化や環境を総合的に判断し、数値で表した結果のため、本当に個人にとって暮らしやすいかどうかはまた別問題だと考えるようにしてください。カナダは冬になると-27度の世界にもなります。また冬の期間が長いため、温暖な気候を求める人には厳しいともいえます。

このランキングを海外移住の一つの目安として考えるには問題ありません。ただし、くれぐれも自分の目的と経済的計画にあった国探しを優先することが大切です。
  • 人気の海外移住国

  • 正恩氏、11日に総書記就任か

    北朝鮮の朝鮮労働党代表者会が11日、平壌で開かれる。新指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏が党トップの総書記に就任する可能性が高まっている。一方、長距離弾道ミサイル発射と同一技術を使う「人工衛星打ち上げ」の予告日(12~16日)を直近に控え、北朝鮮当局者は10日、平壌で記者会見を開いて「打ち上げに向けたすべての組み立てと準備が完了した」と宣言した。ただ、燃料の注入は「準備している」と紹介するにとどめた。


     共同通信やAP通信によると、会見した宇宙空間技術委員会の担当者は、人工衛星運搬ロケットと大陸間弾道ミサイルに類似性があることを認める一方で、衛星打ち上げが弾道ミサイル開発の隠れみのになっているとの批判に対して「弾道ミサイルは固体燃料を使うが、我々が使うのは液体燃料だ」などと反論。今回の打ち上げを「金日成(キム・イルソン)国家主席生誕100年を祝う贈り物だ」「平和的な宇宙政策に沿ったもので経済発展に資するものだ」と改めて強調しながら軍の関与も否定した。日本や韓国の領域内に落下する懸念については「(飛行コースを外れれば)自爆させる」と説明した。

     担当者は、今後5年間で静止衛星や大型運搬ロケットの開発に着手することを明らかにした。今回使う北西部・東倉里(トンチャンリ)の発射場だけでなく、北東部・舞水端里(ムスダンリ)からの打ち上げも今後進めるとした。

     一方、発射に続き核実験をするとの懸念は「担当分野が違うので分からない」と述べたものの、可能性を否定しなかった。

    ダル 初勝利振り返る「体が勝負にいきたくてアンバランスな状態だった」


    ダル 初勝利振り返る「体が勝負にいきたくてアンバランスな状態だった」
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    マリナーズ戦で初登板し、メジャー初勝利を挙げたレンジャーズのダルビッシュ
     ◇ア・リーグ レンジャーズ11―5マリナーズ(2012年4月9日 アーリントン)

    【写真】神妙な表情で途中降板するダルビッシュ

     レンジャーズのダルビッシュ有投手(25)は9日(日本時間10日)、アーリントンでのマリナーズ戦で先発。大リーグ公式戦初登板で初勝利を挙げた。

     苦しみながら初勝利のダルビッシュは、意外にも「最初のマウンドに立ったときに落ち着いていて、周りが見えていた」と話したが、「体が勝負にいきたくて、アンバランスな状態だった」と立ち上がりの乱調を分析した。

     それでも「気持ちの部分で粘ろうと思った。味方の打線がいいのは分かっている。ゼロを並べていこうと思った」と3回以降の立ち直った投球を振り返った。

    「めまい症」沢、順調に回復 15日の今季開幕戦出場へ

    「良性発作性頭位めまい症」で体調回復に努めてきたINAC神戸のMF沢穂希が10日、兵庫県三木市内での練習で、ほかの選手と同じく約2時間のメニューをこなした。ミニゲームでは懸念されたヘディングをする場面も何度かあった。

     星川監督は「現在のコンディションは問題ない」と、ホームで大阪高槻と対戦する15日のなでしこリーグ開幕戦に出場させる考えを示した。先発起用については、慎重に体調を見きわめて最終決定する方針。

     日本が準優勝した国際大会アルガルベ杯の決勝戦前日の先月4日に激しいめまいに襲われ、帰国後に「めまい症」と診断された沢は3月末にボールを使った練習を再開。今月7日には練習試合で実戦復帰していた。