2012/11/10

ドコモ「声の宅配便」


ドコモ「声の宅配便」

この音声録音サービス「声の宅配便」は一件最大15分間録音でき、720分間の保存が可能です。(そのうち5件は720分以上保存可能)合計500件までです。スマートフォンにも対応しています。
録音方法はいたって簡単、相手の電話番号の前に「*2020」を付け加えるだけです。
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録音後相手に、以下のように「声の宅配便」が届いたメールが送信されます。
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受け取った相手が再生すると以下のように、開封されたことを教えるメールがメッセージ送信者に送信されます。
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相手にも通話料金がかかるよ

実はこのサービス「声の宅配便」は伝言の録音も再生にも普通の音声通話として扱われますので、料金が発生する点です。相手が家族で同一ファミリー割引グループなら無料です。それ以外は、いくら15分も録音できるからと言って長々と伝言メッセージを入れると、相手のメッセージ再生にも料金がかかるので、注意しなければなりませんね。
留守番電話サービスに残すと、相手がメッセージを聞いたかどうかわかりませんが、この「声の宅配便」サービスなら相手が「聞いた」ことがメールで案内されますので、大切な伝言を伝えたときには「声の宅配便」を使ったほうがいいようですね。

ドコモ、iモードケータイ「N-01E」を14日に発売








NTTドコモは、iモードケータイ「N-01E」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)を11月14日に全ドコモ取扱店で発売する。同端末は薄型のフォルムに1,010mAhの大容量バッテリーを搭載したのが特徴。

同製品は、薄型のデザインに光輝く「エモーショナルイルミネーション」を採用し、1,010mAhの長持ちバッテリーを搭載したiモードケータイである。連続待受時間は約780時間で、「ecoモード」の設定を行うことで、さらに電池残量を節約することができる。メインディスプレイに3.2インチFWVGA(480×854ドット)液晶を搭載し、ワンセグにも対応。本体はIPX5/IPX7相当の防水性能、IP5X相当の防塵性能を備えており、キッチンなどでの使用が可能となっている。健康管理に役立つ歩数計も搭載。

さらに、文字入力や画面切替が素早く行え、ストレスなくメールが作成できる「さくさくメール」や、少ない操作で文字入力できる「T9」を搭載。外側カメラは有効画素数約810万のCMOSカメラで、突然のシャッターチャンスを逃さない「瞬撮カメラ」仕様となっている。内側カメラは有効画素数約130万のCMOSカメラを装備し、テレビ電話で自画像を送信して、顔を見ながら会話を楽しんだり、自分撮りやツーショット撮影が行える。

また、おサイフケータイ、デコメール、デコメ絵文字、声の宅配便、ミュージックプレイヤー、iコンシェル、おまかせロック、FOMAハイスピード(HSDPA 7.2Mbps/HSUPA 5.7Mbps)、緊急速報「エリアメール」、国際ローミングサービス「WORLD WING」、Bluetooth 2.0、ドコモ地図ナビなどに対応するほか、Facebookが利用できるiアプリのダウンローダーがプリインストールされている。

「iPhone 5の供給遅れは複雑な設計が原因」と匿名の鴻海幹部──Wall Street Journal報道

米AppleのiPhone 5は、Foxconn(台湾の鴻海精密工業グループのブランド名)が製造を請け負った製品の中で最も難しい端末だ──。米Wall Street Journalは10月17日(現地時間)、鴻海(ホンハイ)の匿名の幹部がiPhone 5の製造について語ったと報じた。

 iPhone 5は、9月21日の発売から3日で販売台数が500万台を突破するという人気だが、供給不足が続いており、日本でも例えばソフトバンクモバイルのオンラインショップでは現在、入手できるのは予約後2~3週間となっている。

 Wall Street Journalの取材に匿名で応じたこの幹部は、iPhone 5の設計は非常に複雑で、完ぺきに製造できるように従業員に技術を習得させるには時間がかかるとし、それでも生産性は日に日に向上していると語った。

 鴻海は最近、iPhone 5の傷に関する従来より厳しい基準を設定したが、同幹部は、iPhone 5の新しいコーティング方法は傷がつきやすいものだと指摘し、「美観と実用性を両立させるのは常に難しい」と語った。ユーザーからこの傷についてメールで質問されたAppleの幹部は、これをアルミ製品の特性だと返答しているが、その後AppleがFoxconnに対して品質基準の厳格化を依頼したという。

 iPhone 5を製造するFoxconnの中国河南省鄭州にある工場では、この新しい品質基準をめぐって大規模なストライキが起きたと報じられている。

 この幹部は、鄭州の工場はiPhone 5製造の中心であり、Apple製品の生産力を強化するために雇用を増やしていると語った。

Galaxy S III、3Qの出荷台数でiPhone 4Sを追い抜く――iPhone 5は3位に

米Strategy Analyticsが行ったスマートフォンの市場調査で、第3四半期(7~9月)に「Galaxy S III」(Samsung)の出荷台数が「iPhone 4S」(Apple)を追い抜き、トップに立ったことが分かった。同社の別の調査からは、Samsungの流通面の強さも明確になった。

 Strategy Analyticsが11月8日に発表した、第3四半期のスマートフォン出荷動向調査によると、Samsungが5月にリリースしたGalaxy S IIIが、四半期単位で初めてiPhone 4Sを押さえてトップを獲得した。7月から9月にかけて、SamsungはGalaxy S IIIを世界で1800万台出荷し、スマートフォン全体に占めるシェアは10.7%となった。2012年第2四半期(4~6月)の出荷台数は540万台であり、3倍以上増加したことになる。

 2位のiPhone 4Sは、2010年6月にリリースされてから長期にわたって首位の座を守ってきたベストセラーモデル。7~9月の出荷台数は、前四半期(2012年4~6月)に比べて320万台少ない1620万台(シェア9.7%)となった。

 Strategy AnalyticsではGalaxy S IIIが好調だった背景として、端末デザインや世界数十カ国で販売されている流通面の強さ、通信事業者の手厚い販売奨励金を挙げている。iPhone 4Sの出荷台数の減少については、新モデル(iPhone 5)登場の噂による買い控えが起こったためと分析している。

 Strategy Analyticsは、Galaxy S IIIの首位は短命になるとみており、第4四半期(10~12月)にはiPhone 5が首位を取り戻すと予想する。9月下旬に一部の国で販売が開始されたiPhone 5は、第3四半期ですでに600万台を出荷しており、早くも3位にランクインしている(シェア3.6%)からだ。

 Samsung端末の流通については、Strategy Analyticsが前日に発表した別の調査でも明らかだ。携帯電話の在庫と流通を調べる同社のSpecTRAXによると、2012年上半期に最も流通したスマートフォンは「Galaxy S II i9100」(16Gバイトモデル)で、同社が追跡する全ての通信事業者と小売店で販売されていたという。次いで、iPhone 4S(16Gバイトモデル)が僅差で2位に付けた。

 上位20機種のスマートフォンのうち半数以上をAndroid端末が占めたが、Nokiaの「Lumia 800」(Windows Phone)やRIMの「BlackBerry Curve 2 8520」(BlackBerry OS)なども入っていたと報告している。

マイクロソフト、iOS / Android版 Office Mobile を来年春にもリリース?


マイクロソフト、iOS / Android版 Office Mobile を来年春にもリリース?
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写真:Engadget
ずいぶん前からうわさが続く iOS / Android 版 Microsoft Office は来年の早い時期にもリリースされるかもしれません。画像は リンク先の The Verge が掲載した、iOS版 Office のスクリーンショットとされるもの。
マイクロソフトが iPad に MS Office を提供するという説は、およそ1年ほど前からメインストリームの経済紙を含むさまざまなメディアで「関係者によると」の前置き付きで語られてきました。

Xbox 360 に春のシステムアップデート、一部で提供開始 - Engadget Japanese

またつい先月には、チェコのマイクロソフトのプロダクトマネージャが「 iOS / Android ネイティブ版の Office 2013 は来年3月にも提供される」と語ったと報じられたあと、米国本社の広報が「(発言は) 正確ではありません」、現時点でこれ以上の情報はありません、と微妙な否定をしています。

The Verge が複数の情報筋から得たとして伝えるところでは、マイクロソフトは Office 2013 と互換性のある Office Mobile を iOS および Android で無料アプリとしてリリースするとのこと。無料の基本機能ではWord や PowerPoint、Excel 文書の閲覧ができ、編集にはサブスクリプションサービス Office 365 の有料プラン加入が必要とされています。

マイクロソフトは古くから Mac に 純正Office を提供しており、また iOS でも OneNote や SkyDrive といったアプリを展開しているように、自社以外のプラットフォームにソフトを提供することそのものは不思議はありません。また Office 365 はさまざまなデバイスからアクセスできることが眼目のクラウドベースのサービスであることから、シェアの多い iPad や Andorid 版の提供も納得できます。

が、話をややこしくするのは、マイクロソフト自身が Windows 8 / RT をタッチ操作のタブレットPCで使うOSとしても最適であり、大きな差別化点としてフル機能のOffice を挙げていること。

特に従来のWindowsアプリと互換性がなく、これから増える純正ストアアプリだけで iPad などと戦う Windows RT 版の Surface タブレットでは、最初からフル機能の Office が含まれることを強くアピールしています (Windows RT に含まれるOffice の名称は「プレビュー」ながら、機能制限のあるライト版ではなく、来年には完全版にアップグレードできます)。

先行きが分からない RT と Surface はともかく、あまり充実した Office を出してしまうと「iPad / Android あれば (Windows) PC要らないね」と言われかねないジレンマがあることから、Office Mobile は「編集に Office 365加入必須」説も含めてどのようなバランスをとってくるのか興味深いところです

Windows 8初の緊急パッチ、月例アップデートで配信へ

発売からまだ1か月も経っていないが、Windows 8の重要なセキュリティ・アップデートが3つ配信されることになった。Microsoftの次の月例パッチ・リリースで修正が行われる予定で、いずれも標的とされたマシン上で遠隔地からコードが実行される脆弱性を防ぐものだという。

 こうした脆弱性が存在するということは、マシンのユーザーがなんらかのプログラムを実行する、もしくはドキュメントを開くといった行為をしなくても、攻撃者がWindows 8を悪用できることを意味する。


 新OSはこれまでのバージョンに比べはるかに安全な設計になっているが、昔から使われている既存コードをいまだに含んでおり、これが今回の問題に関係しているのではないかと、Rapid 7のセキュリティ研究者であるマーカス・キャリー(Marcus Carey)氏は指摘した。

 11月に配布予定のセキュリティ勧告は6件で、そのうち4件は「緊急(critical)」とされている。Windows 8およびその他のWindowsプラットフォームに影響をおよぼす3件のほか、4件は「Internet Explorer 9」と関連しており、中間者攻撃を誘発してコードの遠隔実行が可能になるおそれがあるという。

Lumensionでセキュリティおよびフォレンジック・アナリストを勤めるポール・ヘンリー(Paul Henry)氏は、「今のところどの脆弱性も攻撃に悪用されてはいない。しかし、このたびのアップデートはきわめて優先度が高く、とりわけWindows 7あるいはVistaを使用しているユーザーはまっさきにこれらを適用すべきだ」と警鐘を鳴らした。

 緊急とラベリングされたセキュリティ勧告のなかの1つは、OSカーネルがフォント・タイプを読み込む方法を悪用し、リモート・コード実行の脅威にシステムをさらす脆弱性を修正する。例えば、悪質なフォントがWebページに仕込まれていた場合、これが読み込まれるときに攻撃が発生するおそれがあるという。Windows True Typeフォント解析エンジンに存在するこれらの脆弱性は、すでに「Duqu」マルウェアの攻撃に悪用されているとUS-CERTは述べている。

 US-CERTはそのほかにも、システムの完全な乗っ取り、プログラムのインストール、データの閲覧/改ざん/削除、最大限の特権を持った新しいシステム・アカウントの作成といった攻撃が起こる可能性があると注意を促している。

2012/11/04

ドコモでiPhone 5が使えるよー! ドコモショップでnano SIMカードを提供開始

ドコモがSIMロックを解除してある端末向けに使用できるnanoSIMカード「ドコモnanoUIMカード」を提供すると発表しました。11月1日(木)からドコモショップで提供開始されます。

現時点でnanoSIMカードを採用している端末はiPhone 5とiPad miniのWi-Fi + Cellularモデルのみ。ってことはドコモさん、そういうことですよねぇ? iPhone 5とiPad miniがドコモのネットワークで使えるよー!

注意点としてはSIMロックフリーのiPhone 5を用意してもLTE接続(Xi)はできません。3G(FOMA)での接続だけになるので、そこは気をつけてくださいね。それからKDDIとソフトバンクが取り扱うiPhone 5もSIMロック解除には応じない方針なので、国内で購入したiPhone 5をそのまま使うこともできません。

ドコモのMVNOを展開する他社の動きにも期待ですね。

ドコモ、Xi対応スマートフォン9機種など2012年冬モデル16機種を発表

NTTドコモは、10月11日、2012年冬モデルとして、スマートフォン9機種、iモード対応携帯電話4機種、タブレット端末「ARROWS Tab F-05E」、デジタルフォトフレーム「フォトパネル 05」、モバイルWi-Fiルータ「L-03E」の計16機種を、11月以降、順次発売すると発表した。

スマートフォンは、全機種「Xi」に対応する

 スマートフォンとタブレット端末、モバイルWi-Fiルータは、全機種が高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応する。「Xi」は、2012年11月から2013年3月末までに、一部地域に限って受信時(下り)の最大通信速度を現行の75Mbpsから100Mbpsに高速化し、今回発表したXi対応機種はすべて下り最大100Mbpsに対応する。さらに、一部機種(スマートフォン「Xperia AX SO-01E」「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」と「ARROWS Tab F-05E」「L-03E」の4機種)は、2012年11月から開始予定の800MHzの周波数帯を利用した「Xi」サービスに対応する。 

AQUOS PHONE ZETA SH-02E

 スマートフォンのラインアップは、docomo with seriesが、クアッドコアCPU、64GBの大容量メモリを搭載したハイスペックモデル「ARROWS V F-04E」、防水・防塵に加え、耐落下衝撃性能を備え、キズにも強い「MEDIAS U N-02E/N-02E ONE PIECE」、シンプルなシンメトリーデザインの「Optimus LIFE L-02E」、弧を描くアークフォルムで、防水・防塵、おサイフケータイ、ワンセグなどに対応するXperiaシリーズの新モデル「Xperia AX SO-01E」、女性向けの華やかなデザインの「ARROWS Kiss F-03E」、「Disney mobile on docomo N-03E」の計6機種、高性能を追求したdocomo NEXT seriesは、約5.5インチ有機ELディスプレイとクアッドコアCPUを搭載し、付属のSペン(タッチペン)を使って直感的に操作できる「GALAXY Note II SC-02E」、従来より明るい新世代ディスプレイ「IGZO」やクアッドコアCPU、有効約1630万画素のカメラなどを搭載し、省エネと高画質を両立した「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」、今年の夏モデルの中で人気No.1だった「GALAXY S III」のプレミアムモデルとして、1.6GHzのクアッドコアCPUや最新OSを搭載した「GALAXY S III α SC-03E」の計3機種。 

Xperia AX SO-01E

GALAXY S III α SC-03E

 シリーズを問わず、処理能力の高いクアッドコアCPU搭載機種や、長時間利用しても安心な2000mAh以上の大容量バッテリ搭載機種を拡大し、「Xperia AX SO-01E」と「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」は、従来のおサイフケータイ(FeliCa)に主に海外で幅広く利用できるTypeA/B規格を加えた「NFC(FeliCa+TypeA/B)」を搭載する。OSは、「GALAXY Note II SC-02E」と「GALAXY S III α SC-03E」のみAndroid 4.1、その他はAndroid 4.0。また、「ARROWS V F-04E」「MEDIAS U N-02E/N-02E ONE PIECE」「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」など7機種はモバキャスに対応し、mmbiが運営するスマートフォン向け放送局「NOTTV」の番組が楽しめる。「NOTTV」のサービス利用料は月額420円。 

ARROWS V F-04E

 「N-02E ONE PIECE」は、人気コミック『ONE PIECE』の連載15周年を記念したコラボレーションモデル。「MEDIAS U N-02E」をベースに、「宝樹アダム」製の通信機をイメージし、随所に『ONE PIECE』らしさがあふれるデザインに仕上げた。アプリやライブ壁紙など、『ONE PIECE』ファン向けのオリジナルコンテンツもプリインストール。充電中は、液晶部分が帆になる「サウザンドサニー号」の充電置き台、9人のオリジナルキャラクターピンが付属する。限定5万台で12月に発売する予定。 

N-02E ONE PIECE

 「ARROWS Kiss F-03E」の「Blush Pink」は、ファッションブランド「JILLSTUART」とのコラボレーションモデル。「Disney Mobile on docomo N-03E」は、ウォルト・ディズニー・ジャパンとの協業したスマートフォンブランド「Disney Mobile on docomo」の第三弾で、ディズニーのカラフルな世界観を表現した5色のカラーバリエーションを用意。充電しながら、ディズニーの動画コンテンツを楽しめる、シンプルなミッキーヘッドをあしらった横置きデザインの卓上ホルダが付属する。 

「Disney Mobile on docomo」の新モデルも発表

 発売時期は、いずれも11~12月。また、冬モデル(一部機種を除く)向けに、従来品より約1.5~2倍の速さで充電できる「ACアダプタ 04」も10月下旬に発売する。 

写真で解説する「G'zOne TYPE-L CAL21」


  “タフネスケータイ”として知られる、カシオ計算機製の「G'zOne」シリーズ。auの「G'zOne TYEP-L CAL21」は2011年夏に登場した「G'zOne IS11CA」以来1年3カ月ぶりの新製品。アウトドアテイストのモデルなので、これまで夏モデルとして発表されることが多かった「G'zOne」シリーズだが、今回は冬モデルとしての登場となった。他のau冬モデルと同じくLTE対応となり、Android 4.0、デュアルコアCPUを搭載し、おおよそ最新のスペックをキャッチアップ。さらに、G'zOneシリーズの特徴であるアプリと連携したセンサーに、気圧センサーを追加。気圧、ジャイロ、加速度、方位、温度の5センサー搭載に進化しているのが特徴だ。
 発売は関東と沖縄が11月2日、その他の地域が11月3日を予定している。
photophotoカシオ計算機製の「G'zOne TYPE-L」。カラーバリエーションはレッドとブラックの2色のみ。レッドは「戦闘機のアフターバーナー」やスピード感を感じさせるという艶やかな光沢を持つ高輝度塗装を採用。ブラックは「鍛えられた金属」をイメージさせる、レザートーン塗装となっている

個性的な6角形フォルムに回帰、充電台も同梱

 G'zOne TYPE-L最大の特徴は、他のau2012年冬モデルと同様、LTEに対応したことだ。「TYPE-L」の「L」は文字通り「LTE」対応ということが由来の1つとなっている。Android 4.0を搭載し、デュアルコアCPUや4インチのディスプレイなど、他のモデルと肩を並べる性能に進化している。また、新たに気圧センサーを搭載し、それに合わせて“地球を感じるツール”としておなじみの「G'zGEAR」が新しい形で進化しているのも特徴の1つだ。
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photophoto今回発表された「G'zOne TYPE-L」(左/下)と2011年夏モデルの「G'zOne IS11CA」(右/上)を比較。TYPE-Lのサイズは69(幅)×134(高さ)×14.7(厚さ、最厚部15.9)ミリ、重さ181グラムに対して、IS11CAは66(幅)×129(高さ)×14.5(厚さ)ミリ、重さ155グラムで、幅で3ミリ、高さで5ミリ、重さで26グラム、それぞれやや大型化している。また、全周をフレームが囲ったデザインは、IS11CAとはまた違った趣を見せる
 ボディカラーは前モデルIS11CAにあったカーキや、これまでのG'zOne シリーズにあった黄緑系の色がなくなり、レッドとブラックの2色のみ。レッドはこれまでのG'zOne シリーズにもあったような、輝度の高いキャンディの光沢色。一方ブラックは高級一眼レフのボディ表面にある“ちりめん塗装”のようなレザートーン塗装。ただし、カメラのそれはボディの素材自体を成型によって凸凹させているが、G'zOne TYPE-Lの表面の凸凹は塗装によって表現されたもの。凸凹のパターンは1つとして同じものがなく、この凸凹によってグリップ性が非常に高いソフトフィール塗装となっている。
photophotoディスプレイに4インチワイドVGA表示対応のIPS液晶を採用。周囲を特記させて守るフレームデザインというスタイルを守りつつも、額縁をかなり狭くして画面のサイズアップをなるべく本体に響かせないようにしていることがうかがえる。六角形のフォルムはVerizon Wireless版「COMMANDO」のモチーフが色濃く出ている
photophoto右側面には充電端子と防水キャップの中にMicro USB端子が並ぶ。左側面には▼▲キーのみをレイアウト。右端に見えるのはワンセグ用アンテナのトップキャップ
photophoto上面は左から電源キー、気圧/温度センサー、イヤフォンジャックが並ぶ。気圧/温度センサーの黒い丸は、バンパーも兼ねている。イヤフォン端子のジャックそのものは防水仕様となっていて、キャップは防塵のために付いている(写真=左)。下端は中央にバンパーを兼ねたストラップホール。左端はワンセグ用アンテナ(写真=右)
photophotoMicro USB端子(写真=左)とイヤフォンジャック(写真=右)
photoブラックに採用されているレザートーン塗装。表面の凸凹とソフトなタッチで高いグリップを実現。凸凹は塗装によって表現されているため、同じパターンのものはひとつとして存在しない。「G'zOne」の“One”が示す“唯一無二 ”そのものだ

 本体は2011年春に北米のVerizon Wirelessから発売された「G'zOne COMMANDO」にも似た、6角形のフォルムが特徴。IS11CAはこの北米版と同じようなデザインテーマではあったが、上端がほぼ平らな“五角形”の日本オリジナルのデザインだった。そういう意味では、オリジナルのデザインテーマに戻ったと言えるだろう。全体のカタチは、画面が3.6インチから4インチに拡大されたことで大きくなったのは間違いないが、G'zOne TYPE-Lでは“フレーム”と呼ぶ額縁部分が細くなったことで、やや薄くスリムになったようにも感じる。
 本体は今や他のスマートフォンでも標準的な仕様となっている防水・防塵に加えて、G'zOne伝統の耐衝撃性能を備えている。防水はIPX7/IPX8、防塵はIP5Xの性能を持ち、耐衝撃はアメリカ国防総省制定のMIL規格に準拠。このタフネス性能を実現するために、これまで同様のエラストマー(ウレタン)素材を、上下面中央の円形のバンパーとして採用。さらに、G'zOne TYPE-Lでは額縁部分のケースにポリカーボネート樹脂を採用し、本体内部のナイロン製樹脂ケースとの二層構造で、衝撃から内部を守る作りとなっている。
photophotoディスプレイ上部には、中央のシルバーのパーツにマイク、その左に約136万画素のCMOSサブカメラ、右側に照度センサーを装備(写真=左)。前面下部のパンチングメタルのパーツが最近のG'zOneシリーズのアイデンティティを印象付ける。パンチングパーツの右側にマイク、左側にスピーカーとLEDを内蔵(写真=右)
photoデザイン上のアクセントにもなっている背面のディンプル加工によりグリップを高めている。G'zOne シリーズ伝統の機能を表す5つのピクトグラムは、IS11CAの「防水」「耐衝撃」「スピーカー」「ライト」「コンパス」から「防水」「耐衝撃」「ライト」「歯車(機能)?」「コンパス」に変わった。背面上部には約808万画素のCMOSカメラ、撮影用ライト、赤外線通信ポートが並ぶ

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photophoto自動車のフロントグリルをイメージさせるパンチングメタルのパーツの内側に着信LEDを装備。7色から色を選んで、点灯パターンも変更できる
photophotophotoバッテリー容量はIS11CAの1460mAhから1800mAhに増加。microSDはバッテリースペースの上方にある。また、バッテリーカバーにFeliCaのアンテナを装備。本体とカバーを結ぶ接点を装備
photophotophotoバッテリーの大型化による重量増に伴い、落下時にバッテリーが外れるのを防ぐ対策が施されている。バッテリーカバーは2つのツメをロックでスライドさせる仕組み。バッテリーそのものにもロック(オレンジ色のパーツ)が付いている
 また、IS11CAでは割愛された充電専用の端子が復活。専用卓上ホルダーがセットには同梱される予定で、IS11CAのように充電のたびに防水用のMicro USB端子のキャップを開けて充電ケーブルを差す必要がなくなった。また、充電台に置くと、横位置の充電状態専用のホーム画面が現れる。この画面には横位置の充電状態で使うのが便利な、YouTube、テレビ、ギャラリー、ブラウザのショートカットが置かれている。
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photophoto要望の多かったという充電台を同梱。G'zOneのタフネスなイメージを受けるデザインとなっている。充電中は着信ランプが赤く点灯する
photo充電台に乗せてロックを解除すると充電時専用のホーム画面に移行する。YouTube、テレビ、ギャラリー、ブラウザと、充電台に置いたまま使うのに最適なアプリのショートカットが現れる