【ソウル=中川孝之】韓国の聯合ニュースによると、10日午前8時半頃、韓国南西部・全羅北道(チョルラプクト)の沖合144キロ・メートルの黄海で、不法操業中だった中国漁船(80トン)の40歳代の船長が韓国海洋警察の取り締まり中に負傷し、ヘリで病院に搬送されたが死亡した。
海洋警察官は拳銃を発砲しており、船長は被弾して死亡したとみられる。
聯合電は、病院関係者の話として、船長の腹部から銃弾が見つかったと伝えた。海洋警察官は、漁船に警備艇を横付けして船内に乗り込もうとした際、船長と格闘になったため、発砲したという。
黄海では不法操業する中国漁船が後を絶たず、2012年10月にも、中国人船員が海洋警察官の撃ったゴム弾に当たって死亡。中韓の外交懸案となった。
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