「スマホの巨人」サムスンに誤算 部品調達滞る 4~6月、9年ぶり減収減益
韓国サムスン電子の業績が変調をきたしている。8日発表した2014年4~6月期の連結決算(速報値)は9年ぶりの減収減益となった。主力のスマートフォン(スマホ)で先端部品の調達が滞り、競争力が低下。(中略)
営業利益の約7割をたたき出してきたスマホ関連事業の失速は、期を追うごとに覆い隠せなくなってきた。
サムスンに最先端部品の供給を控える動きも出ている。「技術がほかの競合品の開発に流用される懸念がある」(関係者)からだ。「ギャラクシーS5」には、写真撮影時の手ぶれ補正機能をデジタルカメラ並みに高める部品を使う計画もあったが、日本勢が協力せず実現しなかった。
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