欧米から“違法国”レッテル貼られる韓国遠洋漁業の「乱獲」「横暴」…「アフリカから略奪」批判も、船内では凄まじき“セクハラ疑惑”
東シナ海などで中国漁船が違法操業を繰り返し、韓国は怒りの声をあげているが、韓国の遠洋漁業も評判はすこぶる悪い。韓国の遠洋漁業をめぐり、欧州連合(EU)が「違法操業国」のレッテルを貼るかに関心が集まっている。アフリカ漁船に偽装までして行われたアフリカ沿岸などでの乱獲を咎められたためだが、現地メディアは、「国際社会でメンツをつぶす可能性が高まっている」(朝鮮日報WEB版)と指摘。世界5大遠洋漁業としてのプライドに大きな傷が付くとの危機感を募らせている。
■業界保護のために見過ごしてきたのか
「韓国漁船の操業は非常に悪質だった」
現地メディアの朝鮮日報でさえこう表現したほどの韓国漁船の横暴ぶりに、ついにEUも業を煮やした。EUの調査団が6月初旬に韓国に入りして調査を実施したのだ。報道によると、韓国の漁船は、西アフリカ沿岸国の領海(海岸線から12カイリ=約22キロ以内)を侵犯して操業。国籍を知られないようにするためアフリカ漁船に偽装して、これが摘発されることもあったという。
1990年代後半から違法操業を取り締まるよう求める文書が国際機関から何度も送付されたが、「業界保護のためこれまでと同じやり方の操業を続けても目をつむってきたのは事実」と語った韓国海洋水産部関係者の声が紹介された。
確かに不可解なことはある。韓国は世界有数のIT国家だが、違法操業の監視システムが導入されたのは今年に入ってから。朝鮮日報は、監督官庁にあたる韓国海洋水産部を批判。旅客線セウォル号の沈没事故をめぐり、安全対策が後手に回っていたことを引き合いに、海洋水産部の安易な対応がこういう状況を招いたと分析した。
違法操業国に指定されると、水産物の輸出禁止などの制裁が取られる可能性があり、経済的にも打撃だ。韓国以外に、違法操業国に指定される可能性があるのは、スリランカやトーゴ、ガーナ、フィジーなどのいずれも開発途上国。先進国クラブに位置づけられる経済協力開発機構(OECD)加盟国である韓国にとって、違法国家扱いは、国際社会でのメンツを失う。
東シナ海などで中国漁船が違法操業を繰り返し、韓国は怒りの声をあげているが、韓国の遠洋漁業も評判はすこぶる悪い。韓国の遠洋漁業をめぐり、欧州連合(EU)が「違法操業国」のレッテルを貼るかに関心が集まっている。アフリカ漁船に偽装までして行われたアフリカ沿岸などでの乱獲を咎められたためだが、現地メディアは、「国際社会でメンツをつぶす可能性が高まっている」(朝鮮日報WEB版)と指摘。世界5大遠洋漁業としてのプライドに大きな傷が付くとの危機感を募らせている。
■業界保護のために見過ごしてきたのか
「韓国漁船の操業は非常に悪質だった」
現地メディアの朝鮮日報でさえこう表現したほどの韓国漁船の横暴ぶりに、ついにEUも業を煮やした。EUの調査団が6月初旬に韓国に入りして調査を実施したのだ。報道によると、韓国の漁船は、西アフリカ沿岸国の領海(海岸線から12カイリ=約22キロ以内)を侵犯して操業。国籍を知られないようにするためアフリカ漁船に偽装して、これが摘発されることもあったという。
1990年代後半から違法操業を取り締まるよう求める文書が国際機関から何度も送付されたが、「業界保護のためこれまでと同じやり方の操業を続けても目をつむってきたのは事実」と語った韓国海洋水産部関係者の声が紹介された。
確かに不可解なことはある。韓国は世界有数のIT国家だが、違法操業の監視システムが導入されたのは今年に入ってから。朝鮮日報は、監督官庁にあたる韓国海洋水産部を批判。旅客線セウォル号の沈没事故をめぐり、安全対策が後手に回っていたことを引き合いに、海洋水産部の安易な対応がこういう状況を招いたと分析した。
違法操業国に指定されると、水産物の輸出禁止などの制裁が取られる可能性があり、経済的にも打撃だ。韓国以外に、違法操業国に指定される可能性があるのは、スリランカやトーゴ、ガーナ、フィジーなどのいずれも開発途上国。先進国クラブに位置づけられる経済協力開発機構(OECD)加盟国である韓国にとって、違法国家扱いは、国際社会でのメンツを失う。
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