韓国・朝鮮日報の電子版は12日、「韓国経済の“黄金の時間”はすでに終わり、11年後にはインドネシア経済に抜かれる可能性がある」と報じた。中国網が13日伝えた。
報道によると韓国の国会では崔炅煥・経済副首相が今月8日、韓国経済の先行きに対する危機感を示した。韓国にも日本の「失われた20年」のような兆候が見え、家庭の負債が増えているほか、企業の業績、国の財政収入にも成長の勢いが見られないという。
家庭の負債総額は昨年末に1000兆ウォン(約100兆円)以上に膨らみ、韓国経済をけん引してきた企業は中国企業の急成長によって苦境に陥った。かつては安定していた国の財政も揺らぎ始め、今年も税収不足の状況は避けられないという。
経済成長が停滞すれば韓国は新興国に経済規模で負ける。昨年、韓国の国内総生産(GDP)総額は世界15位、1兆1975億米ドル(約120兆円)で、16位のインドネシアは8674億ドルだった。しかしインドネシアのGDP成長率は2010年以降、6%を超えており、韓国で3%成長が続けば、11年後には韓国経済はインドネシアに抜かれている可能性がある。
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