2014/07/08

【中韓】韓国メーカーが百度に協力打診、サムスンと連携するか?





百度(バイドゥ)の李彦宏CEOは7月4日に、中韓貿易経済協力フォーラムに出席し、講演を行った。李彦宏CEOは講演で、「中国は世界最大のインターネット市場に躍進しており、百度は優秀な海外人材を集めている。韓国のブロードバンド普及率やモバイルインターネット普及率、インターネット速度など、世界的に影響力のある指標は世界でも上位にある。韓国は将来、更に多くの新技術や新製品の開発に成功し、アジアのインターネット市場は将来、中韓をはじめとするものに変わり、アジアは世界インターネットのイノベーションセンターとなる」と語った。

韓国企業は次々と百度に協力を打診している。大韓貿易投資振興公社の呉永鎬社長は4日に李彦宏CEOに合い、技術革新やリーダーシップなどの秘訣を聞き、韓中両国のインターネット分野での協力のチャンスを話し合った。サムスン電子などの大手も李彦宏CEOを招待した。

李彦宏CEOは「韓国企業は中国に高い関心を持っている。中国は巨大な市場で、韓国から近い。従って、中国企業と協力しようとする韓国企業の意思は強い。百度にとって、今回の韓国訪問で、これらの企業の影響力を実感し、韓国企業の実績はすばらしいという印象をもった」と語った。

李彦宏CEOは「中韓協力の結合点は多数ある。中でも、百度の強みはソフトウェア、サムスンの強みはハードウェアにある。両者は大きな協力の可能性を抱えている」と語った。

李彦宏CEOによると、百度は韓国SMエンターテインメントと了解覚書を交わし、「韓流」の中国での拡大に向け、場所を提供する。また、百度に基づく自然言語処理技術「百度翻訳APP」の「中韓相互翻訳」は2014年に登場するという。

0 件のコメント:

コメントを投稿