農林水産省は10日、加工食品会社のユウキ食品(東京)が、製造委託を行い販売しているオイスターソースや甜麺醤(てんめんじゃん)などの調味料商品に関し、使用した原材料を意図的に隠していたことが分かったと発表した。同省は、日本農林規格(JAS)法に基づき、同社に改善を指示した。
同省によると、不適切な表示は18商品に上り、最も販売期間が長い「オイスターソース145グラム」の場合、2008年1月からの約2年半で133万個を販売した。同社は、不適切表示の理由について「隠し味として使用した原材料は企業秘密のため表示しなかった」などと説明したという。
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