米Microsoftは7月28日、次世代のバーチャル散歩ツール「Street Slide」を披露した。ネットで街路写真を見られるGoogleのストリートビューやBingの「Streetside」をさらに進めたものという。
ストリートビューやStreetsideでは、ある地点から見た360度パノラマ写真(Microsoftはこれを「バブル」と呼んでいる)を見ることができるが、バブルからバブルへと飛び飛びで移動するため、通り全体をシームレスに一望することはできない。Street Slideでは、バブルに加えて、街路全体を見られる長い写真を閲覧できる。街路写真の上や下には、通りの名前や番地、店のロゴなども表示される。目当ての店を探すような場合、バブルからバブルへと移動しながら探すよりも、Street Slideで通りをスクロールしながら探す方が効率がいいとMicrosoftは話している。
Street SlideはMicrosoftの研究部門で開発中の実験的な技術で、一般公開はされていない。同社はiPhone向けStreet Slideを開発中としているが、同ツールをBingの地図サービスに組み込むかどうかなどは明らかにしていない。
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