アムネスティ・インターナショナルのアジア担当キャサリン・ベーダー氏は、報告書で「北朝鮮当局は国民に対し、生存のために必要な最低限の医療サービスも提供できていない」と述べている。
アムネスティが実施した聞き取り調査によると、現地の病院は注射針を消毒することもなく、シーツも定期的に洗濯していないとの証言が寄せられた。また、麻酔なしに切断を伴う手術を行うことも日常的だという。
その上で、アムネスティでは国際社会に対し、北朝鮮への人道支援を再開するよう要請。「北朝鮮の人々は医療と食糧の支援を緊急に必要としている。北朝鮮への支援は、援助国によって政治ゲームに使われるべきではない」と呼び掛けた。
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