昨年の世界PC出荷、10％減＝米調査会社

米調査会社ガートナーは9日、2013年のパソコン（PC）の世界出荷台数が前年比10．0％減の3億1597万台になったと発表した。途上国を中心に、タブレット型端末やスマートフォン（多機能携帯電話）の伸びが従来型PCを圧迫した。同社によると、減少率は過去最悪だという。
　メーカー別では、前年2位だった中国のレノボが首位に浮上。同社は、大手の中では唯一出荷を増やし、シェアを16．9％に拡大した。前年トップだった米ヒューレット・パッカード（HP）はシェア16．2％で2位にとどまった。3位以下は米デル、台湾のエイサー、同エイスースの順。