中国大手検索サイト百度の掲示板に「サッカー日本代表を応援した女性司会者が慰安婦と言われたことをどう思う?」というスレッドが立てられた。スレ主の質問に対して、中国人ネットユーザーが議論を交わした。
ブラジルで開催中のサッカー・コンフェデレーションカップの日本-ブラジル戦を放送した香港のテレビ番組で、女性キャスターのアストリッド・チャンが「日本を応援している」と述べたところ、男性キャスターのエリック・ツァンが「君は慰安婦か」と暴言を吐いた。その際、共演者が「彼女は安慰人だ(癒す人の意)」とフォローしたという。
「君は慰安婦か」と暴言に対し、中国のネットユーザーからは、「ずいぶん毒舌だな」、「ちょっと言い過ぎだろう」、「この種の人間は嫌いだ。すぐに自国の人を罵(ののし)るなんて。文句があるなら日本人に言えば良いだろ」など、この男性司会者に対する非難の声が多く寄せられた。
男性キャスターのエリック・ツァンは元々日本ひいきではなかったのか、と言う意見もあり「香港人は日本好きだよね。東日本大震災の後、日本の旅行番組にこの人が出ていた」と指摘するユーザーがいた。
また、サッカーで日本を応援するのは間違っていないという意見もあり「日本はアジア唯一のコンフェデレーションカップ出場国だ。応援したって良いじゃないか」、「サッカーチームの1つを応援するのが間違っているのか? 政治をスポーツに持ち出すべきではないだろ」など、中国人もサッカーでは日本を応援することを厭わない人もいるようだ。
これも中国代表が弱いゆえであると思われるが、「おいおい、まさか中国代表を支持しろとでも言うのか? 0-8でブラジルに負け、1-5でタイに負けすような中国代表を…」という意見も寄せられ、弱い中国代表には愛想が尽きているようだ。
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