トヨタ自動車は4日、プラグインハイブリッド車(PHV)から家庭へ電気を供給できるシステムを開発したと発表した。このシステムを搭載したプリウスPHVを年内に発売する予定だ。
家庭用電源で充電できるPHVを、災害時には逆に非常用電源として使う。専用の防水コネクターを車につなぎ炊飯器などに電気を供給する。電池を使い切っても、ガソリンでエンジンを回せば発電でき、プリウスPHVは最大で約4日分の一般家庭の電気をまかなえるという。
また、PHVや電気自動車(EV)と住宅の間で、電力をやりとりできるシステムも開発した。住宅に設置された蓄電池や車両の電池を使い、太陽光発電による電力や低コストな夜間電力を備蓄。電力需要のピーク時にそれを融通し合える。愛知県豊田市で実施中の「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」に今年末からシステムを提供し、実際の使用状況などを確認したうえで実用化を目指す。
家庭用電源で充電できるPHVを、災害時には逆に非常用電源として使う。専用の防水コネクターを車につなぎ炊飯器などに電気を供給する。電池を使い切っても、ガソリンでエンジンを回せば発電でき、プリウスPHVは最大で約4日分の一般家庭の電気をまかなえるという。
また、PHVや電気自動車(EV)と住宅の間で、電力をやりとりできるシステムも開発した。住宅に設置された蓄電池や車両の電池を使い、太陽光発電による電力や低コストな夜間電力を備蓄。電力需要のピーク時にそれを融通し合える。愛知県豊田市で実施中の「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」に今年末からシステムを提供し、実際の使用状況などを確認したうえで実用化を目指す。
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