2014/08/06

【経済】4-6月期の中国スマホ出荷、小米がサムスン抜きシェア首位









小米がサムスン抜きシェア首位-4-6月期の中国スマホ出荷

8月5日(ブルームバーグ):世界最大のスマートフォン市場である中国での4-6月(第2四半期)の出荷数で、中国の小米が前年同期比3倍に増え、韓国サムスン電子を抜いてシェア首位となった。

調査会社カナリスがウェブサイトに掲載した発表資料によると、4年前に創業した小米の4-6月出荷数は1500万台で、中国での市場シェアが14%となった。サムスンは1320万台で、シェアは約12%だった。

中国の消費者は国内メーカーにシフトしており、サムスン以外でシェア上位10位に入った外国メーカーはアップルだけだった。小米は低価格機種の販売で顧客を獲得しており、インドやブラジル、ロシアなどでの販売増も目指している。

カナリスのジェシカ・クイー氏は発表資料で、「小米は中国にとどまらず他の市場でも波乱をもたらす勢力になる可能性があり、国際展開する業者は注目するはずだ」と指摘した。

カナリスによると、中国の4-6月期のスマホ出荷は1億850万台で、世界全体の約37%を占めた。中国での4-6月期の販売シェア3位は1300万台を出荷したレノボ・グループ(聯想集団

0 件のコメント:

コメントを投稿