北朝鮮の朝鮮労働党代表者会が11日、平壌で開かれる。新指導者の金正恩(キム・ジョンウン)氏が党トップの総書記に就任する可能性が高まっている。一方、長距離弾道ミサイル発射と同一技術を使う「人工衛星打ち上げ」の予告日(12~16日)を直近に控え、北朝鮮当局者は10日、平壌で記者会見を開いて「打ち上げに向けたすべての組み立てと準備が完了した」と宣言した。ただ、燃料の注入は「準備している」と紹介するにとどめた。
共同通信やAP通信によると、会見した宇宙空間技術委員会の担当者は、人工衛星運搬ロケットと大陸間弾道ミサイルに類似性があることを認める一方で、衛星打ち上げが弾道ミサイル開発の隠れみのになっているとの批判に対して「弾道ミサイルは固体燃料を使うが、我々が使うのは液体燃料だ」などと反論。今回の打ち上げを「金日成(キム・イルソン)国家主席生誕100年を祝う贈り物だ」「平和的な宇宙政策に沿ったもので経済発展に資するものだ」と改めて強調しながら軍の関与も否定した。日本や韓国の領域内に落下する懸念については「(飛行コースを外れれば)自爆させる」と説明した。
担当者は、今後5年間で静止衛星や大型運搬ロケットの開発に着手することを明らかにした。今回使う北西部・東倉里(トンチャンリ)の発射場だけでなく、北東部・舞水端里(ムスダンリ)からの打ち上げも今後進めるとした。
一方、発射に続き核実験をするとの懸念は「担当分野が違うので分からない」と述べたものの、可能性を否定しなかった。
共同通信やAP通信によると、会見した宇宙空間技術委員会の担当者は、人工衛星運搬ロケットと大陸間弾道ミサイルに類似性があることを認める一方で、衛星打ち上げが弾道ミサイル開発の隠れみのになっているとの批判に対して「弾道ミサイルは固体燃料を使うが、我々が使うのは液体燃料だ」などと反論。今回の打ち上げを「金日成(キム・イルソン)国家主席生誕100年を祝う贈り物だ」「平和的な宇宙政策に沿ったもので経済発展に資するものだ」と改めて強調しながら軍の関与も否定した。日本や韓国の領域内に落下する懸念については「(飛行コースを外れれば)自爆させる」と説明した。
担当者は、今後5年間で静止衛星や大型運搬ロケットの開発に着手することを明らかにした。今回使う北西部・東倉里(トンチャンリ)の発射場だけでなく、北東部・舞水端里(ムスダンリ)からの打ち上げも今後進めるとした。
一方、発射に続き核実験をするとの懸念は「担当分野が違うので分からない」と述べたものの、可能性を否定しなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿