国際原油価格が取引場で50ドルを割り、世界の株価が一斉に値下がりした。ギリシャのユーロ圏脱退憂慮、ユーロ安なども、韓国をはじめとする各国の株式市場を揺るがした。
KOSPI(韓国総合株価指数)は6日、1.74%(33.30ポイント)安の1882.45で取引を終えた。これは2013年8月23日以来16カ月ぶりの安値。外国人が3300億ウォン、機関が804億ウォンの売り越しとなり、下げ幅を拡大した。時価総額上位10銘柄がすべて値下がりするほど投資心理が冷え込んだ。
国際原油価格の下落と米国・欧州株式市場の急落の影響が大きかった。米ニューヨーク商品取引所(NYMEX)でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)2月物が前日、一時1バレルあたり49.50ドルまで下落したのが悪材料として作用した。WTI先物相場が50ドルを割ったのは2009年4月以来約5年8カ月ぶり。終値は50.04ドルと、かろうじて50ドルを守った。
ソース:韓国経済新聞/中央日報 2015年01月07日10時41分
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