2011/09/22

台風15号 北日本で強風・高波に警戒


 強い台風15号は21日午後2時ごろ浜松市付近に上陸して北東へ進み、午後10時ごろ東北沿岸に抜けた。東海や関東、甲信で非常に激しい雨が降り、台風の加速につれて風も強くなった。気象庁は大雨や河川の氾濫(はんらん)、暴風、高波への警戒も呼びかけた。
 台風15号の中心気圧は970ヘクトパスカル、最大瞬間風速は50メートル。中心から南東側190キロ以内と北西側70キロ以内で風速25メートル以上の暴風となっている。21日午後6時までの24時間雨量は多いところで、西日本と東日本で400ミリ、東北でも200ミリに達した。中でも山梨県では局地的に1時間に約100ミリの記録的な豪雨となった。
 東京都心でも1時間に28ミリの雨が降った。気象庁は「雨がしみこむ土が少なく、河川も短いので水があふれやすい」と説明している。

0 件のコメント:

コメントを投稿