8月1日、ITセキリュティ大手の米CA Technologiesは、アンドロイド搭載端末の通話内容を音声ファイルとして保存し、自動的にサーバーに送信するという新たなウィルスを確認したと発表した。急速に普及が進むアンドロイド端末では、次々と新たなウィルスが発見されており、CAはユーザーに注意を呼びかけている。
パソコン並の自由度を持ちながら、セキュリティ対策の遅れを指摘されていたスマートフォン。特にアンドロイド端末は、昨年8月にその脆弱性を悪用したウィルスの存在が確認されており、各メーカーに対策が求められていた。しかし、機種ごとにメーカー独自のカスタマイズが施されているケースが珍しくなく、それぞれが対策できるまで時間がかかってしまう。
では、自らの手でアンドロイド端末をウィルスから守るにはどうしたらいいのか。専門家が解説する。
●アプリは自分の使用している端末メーカーから購入する
「慣れてくると他のマーケットにも手を出したくなるのですが、あくまでも信頼できるアプリを信頼できるところから買うべき」(企業向けリスク管理業務を展開するLAC社取締役の西本逸郎氏)
●アプリのインストール時に「アクセス権限」の表示をチェックする
「アプリをインストールするとき、アンドロイドの場合、『このアプリに許可するアクセス権限』という表示が必ず出ます。『アドレス帳にアクセスします』『メールを送ります』『それでもインストールしますか?』というものです。例えばゲームのアプリなのに、『勝手にメールを送りますよ』『アドレス帳にアクセスしますよ』などというのはおかしい。この時点でアプリをインストールするか考えるべき」(PCセキュリティ対策ソフト「ノートン ユーティリティーズ」で有名なシマンテック社の林薫氏)
●常にパスワードロックしておく
「モビリティが高いので、どうしても紛失したり、盗難に遭う危険性が高い。なのでパスワードをかけておく。基本的なことですが、大きな違いがあります」(ITセキュリティ大手、トレンドマイクロ社の斧江章一氏)
●操作は必ず自分の手で
「人にスマホを渡してはいけない。アプリを突っ込まれると端末の情報がすべて押さえられてしまう。親しい人にもスマホは操作させてはいけません」(西本氏)
もちろん、ウィルス対策ソフトをインストールしておけば、かなりの確率でウィルスから守ることができるのだが、それにも落とし穴がある。
「つけ加えておきますが、ウィルスに感染していないのに、『感染しています。正規のセキュリティソフトを購入してウィルスを駆除してください』と表示するニセ・セキュリティソフトもあります。購入すると料金を取られるうえクレジットカードの番号までとられます」(斧江氏)
便利さと危険度は比例する。操作に慣れるまでは注意が必要だ。
パソコン並の自由度を持ちながら、セキュリティ対策の遅れを指摘されていたスマートフォン。特にアンドロイド端末は、昨年8月にその脆弱性を悪用したウィルスの存在が確認されており、各メーカーに対策が求められていた。しかし、機種ごとにメーカー独自のカスタマイズが施されているケースが珍しくなく、それぞれが対策できるまで時間がかかってしまう。
では、自らの手でアンドロイド端末をウィルスから守るにはどうしたらいいのか。専門家が解説する。
●アプリは自分の使用している端末メーカーから購入する
「慣れてくると他のマーケットにも手を出したくなるのですが、あくまでも信頼できるアプリを信頼できるところから買うべき」(企業向けリスク管理業務を展開するLAC社取締役の西本逸郎氏)
●アプリのインストール時に「アクセス権限」の表示をチェックする
「アプリをインストールするとき、アンドロイドの場合、『このアプリに許可するアクセス権限』という表示が必ず出ます。『アドレス帳にアクセスします』『メールを送ります』『それでもインストールしますか?』というものです。例えばゲームのアプリなのに、『勝手にメールを送りますよ』『アドレス帳にアクセスしますよ』などというのはおかしい。この時点でアプリをインストールするか考えるべき」(PCセキュリティ対策ソフト「ノートン ユーティリティーズ」で有名なシマンテック社の林薫氏)
●常にパスワードロックしておく
「モビリティが高いので、どうしても紛失したり、盗難に遭う危険性が高い。なのでパスワードをかけておく。基本的なことですが、大きな違いがあります」(ITセキュリティ大手、トレンドマイクロ社の斧江章一氏)
●操作は必ず自分の手で
「人にスマホを渡してはいけない。アプリを突っ込まれると端末の情報がすべて押さえられてしまう。親しい人にもスマホは操作させてはいけません」(西本氏)
もちろん、ウィルス対策ソフトをインストールしておけば、かなりの確率でウィルスから守ることができるのだが、それにも落とし穴がある。
「つけ加えておきますが、ウィルスに感染していないのに、『感染しています。正規のセキュリティソフトを購入してウィルスを駆除してください』と表示するニセ・セキュリティソフトもあります。購入すると料金を取られるうえクレジットカードの番号までとられます」(斧江氏)
便利さと危険度は比例する。操作に慣れるまでは注意が必要だ。
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